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飛ばしたいならボールを叩け!捻るのではなく、ヒンジの動きが重要な手の動かし方とは!?【最長406ヤード!浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド】

Text:浦大輔

飛ばしたいならボールを叩け!

飛ばしの5ポイント/ボールを叩く『飛ばしたいならボールを叩け!』

ボールを叩く、仕上げの説明は手の動きです。

「手を使うな」なんて言う人もいますが、手は動きます。手の力も使います。

そうでなきゃ、飛ばせません。ただ、右手と左手の動きは違うんです。

ポイント① ボールを飛ばしたい方向へクラブを動かす=叩く
◆横に動かすほうがねじるより強く叩ける
構えた身体の向きに対して、ボールは横方向に飛ばしたいわけですよね。

だから、ボールを叩く動きも横向きです。

どうすれば大きな力で右から左に向かって叩けるか。

フェースを目標に向けて、その向きを変えずに、ヘッドを右から左に動かせばいいのです。

そのための手の動かし方は、ねじるのではなく、ヒンジ(蝶番・ちょうつがい)の動きです。

ポイント② 左手は身体の中心へ引っ張り、右手は外へ「引っ張る」
◆左右の手は力の出し方が全然違う
ボールを叩くときに、両手でどのように力を出しているのか。

これ、実はアメリカツアーの選手のスウィングを計測したデータがあります。

右手では目標方向、かつ(回転の中心に対して)外向きに力を出し続け、左手は身体の中心に向かって引っ張り続けます。

クラブを振れば遠心力が働いて、ヘッドは遠くへ飛んで行きたがっているわけです。

その力に対抗して、引っ張り戻さないといけない。プッシュアウトやシャンクが出る人は、その力が弱いんです。

出典:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』著/浦大輔

【レッスンプロ情報】
●浦 大輔
東北福祉大学ゴルフ部出身の人気ブロコーチ。「プロゴルフアカデミー」のヘッドコーチ。身長170cmながら、400ヤード級のショットを放つ。特に飛距離アップのレッスンを得意としている。

書籍情報:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』
著者:浦大輔

本書の著者は400ヤード級のドライバーショットを放ち、飛距離アップをメインとするゴルフのレッスンプロ。これまで動画や書籍によって、著者の多岐にわたるスウィング・メソッドを紹介しているが、この本で初めて自身のスウィング論を公開。身体の構造(筋肉や骨)や仕組み、物理学などに基づいた、根拠のあるロジックによりスウィングのスキルアップの方法を解説する。プロゴルファーのスウィングをマネをして覚えるのもひとつの上達方法だが、「コックは何のために使うのか?」「右足は地面を蹴れているのか?」「右腰位置でインパクトできているか?」など、スウィング動作一つ一つについてその目的、理由を解き明かしながら具体的な身体の動かし方や使い方を解説。テキストのほかに数多くのカラー写真や、本書撮り下ろし動画によっても、わかりやすく紹介している。

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