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【日本サッカー界の問題点】若い頃から人工芝慣れすると地面をしっかり踏めない選手になって、ヨーロッパでは苦戦する!? しかも、中足骨を骨折しやすくなるリスクも!

4年後、8年後を見据えて日本サッカーが抱える問題点を考察する!

日本のグラウンドは人工芝の割合が高い。

なので、天然芝のグラウンドになると日本人選手はミスが目立つ傾向にあると安藤隆人氏は指摘する。

人工芝のグラウンドは踏み込みが多少甘くても大丈夫だが、天然芝は踏み込みが甘いとスパイクが引っかかったりする。

いま育成年代で人工芝慣れは深刻な問題になっているのだ。

 

その弊害の一つとして中足骨を骨折する育成年代の選手が多いという。

人工芝だと母指球でしっかりと地面を踏むという感覚が身に付かない。

そうすると自然と小指に体重をかけるような走り方になり、それだと中足骨を骨折してしまう危険性が高いという。

 

ヨーロッパの土は粘土質で、踏ん張るとズルっといくような土壌が多いという。

そこに人工芝慣れした日本の選手が急に行っても苦労する。

いくらボール捌きなどの技術力が高くてもこの対応が難しいので10代からヨーロッパに行ってもグラウンドの違いによる壁にぶち当たり、その壁がずっと越えられない壁となってしまう可能性がある。

逆にそもそもの身体能力が高い選手は早くヨーロッパに行ってその土壌に慣れることが出来る可能性が高いので、そういう選手は10代でヨーロッパに行くメリットは大きいと安藤隆人氏は話してくれた。

 

文章:「ラブすぽ」編集部

 

※この動画は2022年11月5日に実施したサッカーライター座談会の模様です。

参加ライター:飯尾篤史、木崎伸也、安藤隆人

インタビュアー:花田雪

この動画では安藤隆人氏が主に発言

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