毎日杯(土曜・阪神)
3歳馬による芝1800m戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔333〕、2番人気は〔321〕、3番人気は〔122〕。
6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ5回に、万馬券1本。
馬券圏内30頭中、25頭が1~4番人気という堅めの3歳重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
弥生賞から〔102〕。掲示板2頭に、10着馬。
共同通信杯から〔401〕。4着以内4頭と、2番人気6着馬。
シンザン記念から〔100〕。2番人気6着馬。
きさらぎ賞から〔021〕。4着以内の馬。
アーリントンCから〔020〕。1番人気5着と2番人気7着の馬。
OPのすみれSから〔001〕。3着馬。
芝の1勝クラスから〔434〕。連対馬。
ダートの1勝クラスから〔010〕。2着馬。
新馬勝ちから〔010〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔011〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。
連対20頭中、ここが初芝だった1頭を除く19頭のうち、15頭が芝1800mまたは芝2000mに勝ちがあり、3頭は芝1600mで2勝の馬。残る1頭は芝1600mでの1勝に加え、OPに2着のあった馬です。
2勝馬のOPクラス実績は不問ですが、1勝馬で連対を果たした9頭のうち、6頭にOPクラスでの掲示板がありました。勝ち星を補うにはOPクラスの好走歴が欲しいといった感じでしょうか。
なお、キャリア1戦の馬は2着まで。6戦以上の馬は3着までとなっています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.03.24