加藤廉が今シーズン3度目のマルチヒット
7月13日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの楽天イーグルス戦に、「9番・遊撃」で先発出場した加藤廉は、4打数2安打。今シーズン3度目のマルチヒットを記録し、支配下登録へアピールした。
3回、先頭打者で打席に立った加藤廉は、楽天イーグルス先発の瀧中瞭太の4球目142kmストレートをセンターへヒットを放つ。
さらに、9回1アウト走者なしの場面で、加藤廉は楽天イーグルス3番手・清宮虎多朗の7球目138kmフォークをレフトへヒットを放ち、菊田拡和のレフトの防護ネットに突き刺さるサヨナラ2ランホームランを呼び込んだ。
加藤廉は、東海大海洋学部から巨人に2020年育成ドラフト12位で入団した左打ちの内野手だ。3年目の今シーズンは3軍で長い時間を過ごす中で、小笠原3軍打撃コーチの指導を受け、打撃に磨きをかけていた。
1日の日本ハムファイターズ戦で今シーズン初ヒットを記録すると、そこから5試合連続安打を記録。7月に入り、39打数13安打7打点2四球、打率.333と磨きをかけた打撃で支配下登録へアピールを続けている。
支配下登録の期限が7月末に迫る中、加藤廉が攻守で輝きを放ち、ポスト坂本勇人の座を掴む為、中山礼都、門脇誠に割って入ろうとしている。
支配下登録の期限である7月末までの残り半月で、まずはしっかりと支配下登録を勝ち取り、ポスト坂本勇人になるべく1軍昇格を果たしてもらいたい。
公開日:2023.07.15