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肥満は何がよくない?太っている人はどうして病気になりやすいのか?【一生太らない生活】

Text:吉原潔

肥満は何がよくない?

より多くの方が安心して断食に取り組めるようにしたい。僕がこの思いを強く持っている理由の一つに、一人でも多くの人が健康長寿をまっとうできる世の中にしたい、という気持ちがあります。

日本は長寿国だと言われますが、厚生労働省が2019年に行った調査によると、平均寿命と健康寿命の間には、男性でおよそ9年、女性でおよそ12年の開きがあります。健康寿命というのは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されており、平たく言えば、自分で身の回りのことができて問題なく日常生活が送れる期間ということ。

つまり、人生の最後の9〜12年は体の自由がきかずに外出や行動が制限されたり、人によっては寝たきりのまま人生を終えることも少なくないということです。遺伝や体質によって病気を発症したり、自分ではどうにもできない事柄が起きたりなど、生きていれば避けて通れないことは当然あります。でも、せっかくいま、動ける体を維持できているのであれば、人生の最後までその状態を継続して健康長寿を目指したいという思いは、きっと誰もに共通するところでしょう。

では、そのために何をすべきかを考えたとき、とても重要になってくるのが適正体重を保つことだと思います。なぜなら、肥満は健康長寿の大敵であるメタボや生活習慣病のリスクを高める最大の要因だからです。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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