年齢や体質に左右されずに、疲れない、痛めない体はつくれる!【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】
加齢によって、なぜ人は疲れやすくなり、慢性的な痛みを抱えやすくなるのか、原因がわかると解決策も明らかになります。
結論を言えば、筋肉の過度な硬直を防げば良いのです。血行とリンパの流れが良ければ、疲労は速やかに回復されます。硬直がなければこりによる痛みは起こりませんし、通常の動作で筋肉が損傷することもありません。
ただ現実として、加齢によって筋肉量は減り、硬くもなります。足し算、引き算として考えると、避けられない引き算の部分もあります。しかし余計な引き算を減らして、足し算の部分を加えてあげるなら、合計ではプラスにだってできます。
中年期を過ぎて、高年期に入っても、疲れない、痛めない体はつくれるのです! ただ、脅かすわけではないですが、大きな引き算を続けてしまうと、まったく逆の未来が待っています。そこでポイントとなるのが、これからお伝えする「姿勢」「大腰筋」「呼吸」です。本書を参考にしていただき、元気で健康な肉体を手に入れてください。
【出典】『疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖』
著者:小池義孝 イラスト:千葉さやか(Panchro) 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
一義流気功治療院院長。昭和48年生まれ。平成18年「気功治療院一義流気功」を東京に開設。翌年に、気功治療の技術を伝える「一義流気功教室」を開設する。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の歩みを続ける。肩こり、腰痛、猫背といった肉体の問題から、メンタルの問題まで、幅広く対応している。著書多数。30万部を超えるベストセラーになった『ねこ背は治る!知るだけで、体が改善する「4つの意識」』を始めとし、国内15冊、海外翻訳版(台湾、韓国)3冊、約累計70万部を送り出している。
年齢を重ねるとともに感じやすくなる、疲れやすさ、節々の痛み。実は、体の使い方を変えるだけで、驚くほど体が軽くなり、健康効果がアップすることをご存知ですか?本書は、誰も教えてくれない「正しい体の使い方」をお伝えする1冊。疲れない、痛めない体をつくるポイントともに、症状別に、ビフォー「間違った体のイメージと使い方」とアフター「正しい体のイメージと使い方」を、解説します。無理な運動や食事制限もなく、「体の仕組みを知り、意識を変えるだけ」で、若いころの肉体を取り戻したかのように動けるようになります!
公開日:2024.01.04