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お酒には大きく3つの種類がある!ダイエットに一番向いているお酒とは?【痩せるお酒の飲み方】

Text:栗原 毅

飲むなら蒸留酒を選ぼう!

お酒には「醸造酒」「蒸留酒」「混成種」の3種類があり、それぞれつくり方が異なります。醸造酒とは、穀物などの原料を酵母を使ってアルコール発酵させたお酒のこと。米が原料なら日本酒、ブドウが原料ならワイン、大麦が原料ならビールになります。アルコール度数は20度以上にできず、原料の特徴や様々な成分が活かされたお酒です。

蒸留酒は、醸造酒を蒸留してつくります。アルコールの沸点は水より低いため、醸造酒を熱するとアルコールが先に気化します。その蒸気を冷やして再び液体にしたものが蒸留酒。例えば、日本酒を蒸留すると焼酎、ワインを蒸留するとブランデー、ビールを蒸留するとウイスキーに。基本的にアルコール度数が高く、蒸留を繰り返すことで96%までアルコール度数を高めることができます。

そして、醸造酒や蒸留酒に香料や果実、糖分を加えてできたものが混成酒。梅酒やリキュールのほか、料理に使うみりんなども混成酒です。これら3種類のお酒のなかで、一番ダイエットに向いているのが糖質0の蒸留酒。これを水割りや無糖の炭酸水で割るのが一番太らない飲み方です。醸造酒や混成酒には糖質が含まれているのでダイエットには不向き。

お酒を飲むときは、なるべく醸造酒や混成酒は控えて、蒸留酒を選ぶようにしましょう。ただし、醸造酒でも低糖質のものがあり、白ワインなどは糖質が低めなのでおすすめです。

出典:『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』

【書誌情報】
『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』
著:栗原 毅

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