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四国地区のボートレース場にあるおすすめグルメとは!?『究極のボートレースガイドブック』

Text:永島知洋

全国のボートレース場で名物グルメを食べ尽くせ!

ボートレース場は全国に24場あります。最も北に位置するのは群馬県のボートレース桐生。いちばん南は長崎県のボートレース大村。そして、レース場それぞれに特徴があります!狭いレース場、広いレース場! 海にあるレース場、プールのようなレース場、川そのままのレース場まで! 24場それぞれの顔があります。例えて言うなら、野球場をイメージしてください! 一見同じように見えるかもしれませんが、いろいろと個性豊かなスタジアムがありますよね!レース場がある都道府県には各レーサーが所属する支部が設置されていて、その数は全部で18カ所。全ての選手が、自宅や出身地に近いいずれかの支部に必ず所属しなければなりません。

四国地区のボートレース場『究極のボートレースガイドブック』

四国地区のボートレース場にあるおすすめグルメ

さあ、四国に飛びましょう。徳島県は鳴門市にあるボートレース鳴門。なるちゃんタイ焼きを食後にどうぞ! ここを拠点とするのが徳島支部。香川県は丸亀市にあるボートレースまるがめ。骨付鶏がビールに合う! ここを拠点とするのが香川支部。この2つで四国地区。

なるちゃんタイ焼き(鳴門)『究極のボートレースガイドブック』

『うねり』

「うねり」とは水面上の入り乱れた波のこと。見た目では判断しにくく、水面を走ってみて「行ったらうねってた!」なんてコメントするレーサーもいるぐらい。うねりが発生する主な原因は、遠くで発生した波がレース場に入ってきて2つの波と波がぶつかることで生まれます。特にうねりが多いレース場としては福岡が挙げられます。ここはレース場の1マーク奥が那珂川の河口に位置しています。その那珂川はそのまま海に繋がっていて、その奥の海を大型船が通ったりすると、その引き波が時間差でレース場の水面に入ってきてうねりが発生することが多いです。潮の干満差も発生度合いを上げます。

福岡以外でも宮島やびわこなどでもよく発生します。うねりがあるとターンが難しくなり、特に3 コースからの攻めなど握って回るのがかなり難しくなります。そういうときは「差しに構えるレーサーを狙う」と覚えておきましょう!

【出典】『究極のボートレースガイドブック』著:西野精治

【書誌情報】
『究極のボートレースガイドブック』
著:西野精治

近年、コロナ禍の影響もあり公営ギャンブル市場は毎年のように売り上げを伸ばしています。スマートフォンの普及で手軽に参加できることもあり、今やバブル期の売り上げを上回る状況となっています。この公営競技の中でも最もファンや売り上げを伸ばしているのがボートレース(競艇)。公営ギャンブルと言えば中央競馬(JRA)を思い浮かべる人が多いはずです。たしかに昔から競馬ファンは多く、馬券の売り上げが全公営競技の中でダントツに大きかったのですが昨今は状況が変わりつつあります。ボートレースの人気は急上昇、舟券の売り上げは2兆4142億円(2022年度)と約3兆円の中央競馬に肩を並べるまでになっていて、新規のボートレースファンが増加していることを示しています。とはいえ、初心者にはどうやってボートレースを予想していいのかが分からないのも事実。最初は誕生日とか好きな番号、好きな色、カッコいい選手などの理由で舟券を買うのもありですが、ずっとそのレベルではボートレースを本当に楽しめているとは言えないでしょう。本書はその域を脱して「選手の実力」「有利なコース」「レース展開」「モーターやボートの性能の見極め」などを知ることによって、「自分でレースの予想、推理」ができるようになることを伝授する1冊です。著者の永島知洋氏は「ボートレース楽しむプロ」としてほぼ毎日のようにテレビ番組やYouTubeのレース配信番組でボートレースの面白さ、楽しみ方を身をもって示している人です。小難しいことは抜きに「興味はあるけど専門知識ゼロの人が、とりあえず舟券を予想できてレースを楽しめるようになる」をコンセプトに書き下ろした1冊です。

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