[基礎編]④水風呂は「気持ちいい」を優先!【とことん楽しむサウナの世界】
水風呂はマストじゃない!!タイミング自由!
水風呂による冷水浴は温まった体を冷やす効果があります。ただ水風呂の底の方に足先だけが入った状態だと、体が冷えやすくなります。なるべく体全体を入れ、手や足を水面から出しましょう。長い時間入る必要はありません。また心臓の弱い人は、少しずつ体の声を聞きながら入りましょう。
また水風呂に入るタイミングは、本来は自分の気分次第! 自由です。入っている時間も、「気持ちいい」を優先して「寒い! 冷たい!」と感じたらやめましょう。
水風呂は必ず入らなくてはいけないものではありません。苦手な人は、水をかけるだけでもOKです。
仕上げに水風呂で体を冷ましてシャワーで洗い流し、開いた毛穴をキュッと閉じて終了、という感じでもいいですね。
【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊
著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!
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近年人気のサウナ、その本当の利用法と効果をわかりやすく解説する実用書です。特に初心者や女性にも安心して利用出来るよう、世界各地のサウナを研究し日本に初めてのサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオをオープンしたお風呂のソムリエ松永武がサウナの正しい知識と、入浴法を「10のメソッド」と「10カ条」でわかりやすく紹介します。またサウナの「7つの効果」を解説。本来サウナとは、身体を温めることで代謝を高め、免疫力や神経を整える“療養”のための手段です。健康を高めるために最も効果的な入浴法やサウナの種類を紹介しつつ、知っておきたいマナーや心がけ、自宅でも簡単に実践出来る「おうちサウナ」をイラストと写真で徹底解説。「何℃のサウナに何分入る」などの解説をよく目にしますが、体調やコンディションは人それぞれであくまで目安に過ぎません。本書ではそういった時間を提示するのではなく、目的と効果をしっかり紹介して、皆さんが無理なく楽しめる「ディープなサウナの世界」を紹介します。
公開日:2024.03.23