数式は“世界の共通語”だった!言葉を超える数学の力【眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学】


数式や単位は世界の共通語で便利なもの
日本人は日本語を使います。イギリスやアメリカの人たちは英語(米語)を使います。それぞれの国にはそれぞれの国の言語が存在しています。世界各国、すべての言語を使いこなせる人はそういません。
しかし数学の世界は世界共通の言語なのです。1、2、3…という数字はどこの国に行ってもほぼ同じです。+や-、×や÷という四則計算の記号や、円周率を表すπや相似を意昧する∽、角度を表すθの記号など、数学の世界ではどこの国でもほぼ同じです。
数学が苦手な人は、数式が何を意昧しているかが理解できないといいます。しかし+や-の記号がなければどういうことが起きるでしょうか。「2+3=5」と何気なく使っているこの数式も、+や=がなければ、「2に3を加えると5になる」といちいち文章にしなければなりません。複雑な数式になると、とても長い文になってしまいます。メートル法の「m」という単位も存在しなければ、いちいち 「メートル」と書かなければならないのです。数学の単位や数式は世界共通の言語であり、非常に便利なものなのです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学』監修:小宮山 博仁
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学』
監修:小宮山 博仁
算数や数学は、基本的な考え方さえわかれば、とても簡単で面白い!?
文系人間をはじめ苦手意識の強い小中高の算数と数学をまるごと、一気に学び直す一冊。
大人になった今だからこそら理解できる。
さらに実社会で、日常生活でどんなことに利用、活用、応用されているかを知ると、より身近に感じられ、その必要性がわかる。
本書を読めば、算数・数学が好きになり、「数学的な思考」を手に入れることができる!
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