決勝戦、同点の終盤。履正社が経験していた悪夢とは

2017年センバツ決勝は、履正社vs大阪桐蔭
19年夏の甲子園、決勝戦は7回の裏に星稜(石川)が2点を上げ同点に追いつくも、8回表に履正社(大阪)が2得点し、再びリードを保ったまま優勝を遂げた。
追いつかれた直後の2得点。実は履正社は逆の立場で同様のケースに直面したことがある。
2017年センバツでの決勝。初の大阪対決となった大阪桐蔭戦。履正社は3点を先行される苦しい展開ながら、8回の裏に4本の長短打を集め同点に追いつく。劣勢を五分に引き戻し、沸く履正社一同。
が、直後の9回表に悪夢が待っていた。当時の履正社エース竹田祐が2点本塁打を皮切りに5点を失い、9回裏、反撃の力は残っていなかった。
追撃を浴びても同点までなら次の回、また流れを逆にすることが出来る。そのことを手痛い体験から履正社ベンチはよく知っていたのではないか。
今大会、決勝戦の勝負のポイントは、7回の裏、エース清水大成から2年生岩崎峻典への継投。同点までにとどめ、星稜への流れを食い止めたシーンにあったといえる。同点に食い止めたことが、次の回の決定的な2得点を呼び込んだのだ。
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