大藪春彦新人賞作家・天羽恵の長篇第二作、感涙の時代小説『誓いの簪(かんざし)』が徳間書店より刊行!


●あらすじ
命を狙われ、西国から遠く江戸まで逃れてきた少女のおりんは、 錺職人(かざりしょくにん)を目指しているお園の住む長屋で暮らし始める。 根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。 束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。 もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。 今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、 長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。 西国から追っ手が迫っていることも知らずに――。●著者の言葉

●著者プロフィール
天羽恵(あまう・めぐみ) 兵庫県出身。2022年、「日盛りの蟬」で第6回大藪春彦新人賞を受賞。2023年、『もゆる椿』で単行本デビュー。同書が第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補となる。●書誌情報

●著者既刊紹介

第6回大藪春彦新人賞作家の鮮烈なる長篇デビュー作!
お役目は必殺!? 刺客となった少女と人斬れぬ御供の武士。死への旅路の果てにあったのは――
「無念を晴らすためやったら、鬼にでも夜叉にでも、喜んでなったる」
道場剣一筋の真木誠二郎は、裏目付の佐野に見込まれてある御役目を言い渡される。
尊皇攘夷派の黒幕を誅殺すべく、江戸から京まで刺客の供をせよというのだ。
鬼のような刺客と聞いて生来の臆病者である誠二郎は怯えるが、現れたのは年端もいかない少女・美津だった――。
時代小説に新風を起こす業火の仇討ち旅が始まる!
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