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アマチュアゴルファーの多くが悩む「フック」の原因とその対処法とは!?【チャーリー高沖のスライス&フックを“即効”治療/ゴルフレッスンプラス】

CTメソッドでスライス&フックを“即効”治療!

コロナ禍で一変した私たちの生活。とても厄介なウイルスのようで、一刻も早い効果的な治療薬の開発が待たれるところです。ゴルフにおける様々なミスも実に厄介で、“早く”“簡単に”治したいというのが全ゴルファーの願いではないでしょうか。そんなわけで、今回はミスの二大巨頭「スライス」&「フック」の原因とすぐに効果が現れるCTメソッド対処法を紹介!一足先に治療薬をお届けします!

回転不足がをもたらす

フック、チービンなどの左に曲がるボールは、スライスのような右に曲がるボールと違って球の勢いが強く、ランが多く出る傾向にあるので、曲がったときに大きく狙いから外れて怪我が大きいミスになりやすい。元来ドローヒッターのプロたちがフェードボールを身につけようとするのもそれが理由です。

フックが出る人は、ボールが左に行くのでダウンスウィングでフェースを開こうとする意識が働きます。そのとき、身体を左にずらしながら(スウェーするように)フェースを開こうとするので、右肩が下がってクラブが寝てしまい、また、身体が左に寄っているために回転することもできないので、極端にインサイドからクラブが入ってきて手先だけでボールを打つ形になり、逆にさらにフックを招いてしまうのです。加えてハンドファーストインパクトにもならないので飛距離も出ません。フックは、怪我が大きいうえに飛ばないというかなりやっかいな症状なのです。

対処法としては、まずアドレスの段階で手の中でフェースを少し開きます。さらに足幅を通常よりも狭くして、その場”で回転する要領でクラブを振ります。足幅を狭くすることで身体が回りやすくなり、身体が左に流れるのを防ぎます。さらに、高い位置から低い位置へクラブを振ろうとする意識を持てば、よりフックを抑えることができます。CTメソッドでは、身体を回しながら両ヒジを伸ばすようにして遠くへバックスウィングし、ダウンスウィングにおいても大きな弧を描くようにしてクラブを動かします。これができれば自然とフックがおさまり、ストレートボールが打てるようになります。

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【レッスンプロ/出演者情報】
●チャーリー高沖
1974年生まれ。小学校6年でゴルフを始める。20歳で日本、カナダ、オーストラリア、アジアツアーを経験。23歳でツアープロコーチの勉強を始め、その後、藤井かすみブロとコーチ契約を結び翌年ツアー優勝を果たす。愛知県で一般アマチュア向けゴルフアカデミーを開校。YouTube「ちゃごるTV」のチャンネル登録者数9万人。

●樋口明美
三重中京大学ゴルフ部出身。国体出場。全米女子プロゴルフ協会会員。YouTube「樋口明美」のチャンネル登録者数3万人。

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