お酒はやめなくても大丈夫! 太りにくく適量ならカラダにも良いお酒とは!?【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

お酒はやめなくていい
お酒は適量なら体によい効果も
アルコールは飲みすぎると肝臓にダメージを与え、肝機能を低下させます。肝臓は基礎代謝の21%もの割合を占めるため、飲酒によって代謝そのものが低下。肝臓内に中性脂肪がたまって肥満や脂肪肝につながることも。
しかし、太らないお酒の飲み方もあります。お酒は適量なら体によい効果があるのです。例えば、アルコールが分解される際に肝臓内の糖を消費するため、適量の飲酒を続けることで血糖値や中性脂肪を低下させる効果があることもわかっています。
では、適量とはどのくらいなのでしょうか。1日に飲む量は、日本酒なら1合、ビールなら中びん1本、ワインならグラス2杯。アルコール量としては20gまでが適量です。
もうひとつ注意したいのが糖質。できれば、焼酎やウイスキーといった糖質がほぼゼロの「蒸留酒」を選びましょう。ただし、サワーやカクテルは甘い果汁やリキュールで割るので糖質が多めです。特に缶酎ハイには、異性化糖と呼ばれる果糖ぶどう糖液糖が含まれるものも多くあるので、アルコールと糖質のダブルパンチ。また、ビール、ワイン、日本酒などの「醸造酒」も糖質を含んでいます。醸造酒の中なら、糖質が比較的低いワインを飲むのがおすすめです。
お酒は飲んでもOK


太りやすいお酒と太りにくいお酒
太りやすいお酒
ビールや日本酒などの醸造酒。糖質がかなり多いのは梅酒などの果実酒。

太りにくいお酒
蒸留酒は糖質がほぼゼロ。醸造酒の中でもワインは糖質が少なめ。

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳
【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳
『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!
お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。
これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。
つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。
本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。
その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。
新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!
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