地層を見れば絶滅の歴史がわかる? 生物最古の時代を紐解く「地質時代」の考え方とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話】

生命史をひもとくために欠かせない「地質時代」とは?

地層が教える絶滅と進化の歴史

地球の歴史はとても長く、約46億年にもおよびます。その中で、生き物の進化や環境の変化を調べるときに使われるのが「地質時代」という考え方です。これは、地層に残された化石や岩石の特徴をもとに、地球の歴史をいくつかの時代に分けたものです。地質時代をたどることで、「どんな生き物が、いつ、どんな環境で生きていたのか」がわかるのです。

地質時代は大きく分けて「古生代」「中生代」「新生代」の3つがあります。

およそ5億4000万年前に始まった古生代は、生命が海の中で大きく広がった時代です。多様な生き物が一気に登場した「カンブリア紀」を経て、やがて魚や両生類が現れ、最初の陸上生物も誕生しました。

続く中生代は、約2億5000万年前から約6600万年前まで続き、恐竜が地上を支配していた時代です。ほかにも大空を飛ぶ翼竜や、海を泳ぐ巨大な爬虫類など、スケールの大きな生き物たちが活躍しました。しかし中生代の終わりには、大噴火や隕石衝突などが原因とされる大きな絶滅が起こり、恐竜たちの栄華は幕を閉じました。

そして新生代は、恐竜絶滅後の約6600万年前から現在まで続く時代です。哺乳類や鳥類が一気に進化を遂げ、人類も誕生しました。

地層から見る絶滅と進化の歩み

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話』監修:今泉忠明

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話』
監修:今泉忠明


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40億年に及ぶ地球のヒストリー。
その中で繰り返されてきた生き物たちの絶滅。
もはや私たちが出会うことのかなわない彼らのあまりに興味深いエピソードを紹介。

絶滅とは何か。
「弱いから」滅び、「強いから」生き残るわけではない。
なぜ彼らは滅び、また生き残ったのか。

我々人類こそが絶滅の原因だった生き物たちもいる。
発見から30年もたたずに食い尽くされたステラーカイギュウ。
人類が現れるまで無敵だった巨大ナマケモノ、メガテリウム。

あるいは進化の果てに潰えた者たち。
さすがに大きくなりすぎたジャイアントペンギン。
肉食をやめたら生活が合わなかったアルクトテリウム。

環境や競争に敗れた末、絶滅の運命をたどることもある。
たどり着いた最後のすみかが噴火で沈没したオオウミガラス。
クローンで復活するも「2度の絶滅」をしたピレネーアイベックス。

絶滅は過去のできごとではない。
種の断絶が危ぶまれる生き物は、我々が生きるこの世界にも存在する。
トラ、オオサンショウウオ、ヤンバルクイナ、ホッキョクグマといった
絶滅危惧種がそれだ。

絶滅といえばこれ、謎多きニホンオオカミや「最後の1頭」が2012年に死亡したピンタゾウガメも。
触れれば触れるほど知りたくなるもう永遠にいなくなってしまった、いつかはいなくなってしまうかもしれない彼らの物語。
ひょっとすると、人類もいつかは……?

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