東海ステークス(1月24日 中京11R)ダート1800m
1月の中京に移ったのが13年のこと。ただし、昨年は京都での施行。従いまして、データは13年から19年の7回で見ていきたいと思います。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔043〕、2ケタ人気馬〔021〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
勝ち馬は4番人気まで。
1番人気の馬券圏内は100%です。
ステップレースを見ていきましょう。
JCダートを含む、チャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問です。
交流GⅠの東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
みやこSから〔020〕。人気、着順は不問。
交流GⅡの名古屋グランプリから〔010〕。勝ち馬。
OPから〔223〕。4着以内または4番人気までの馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬でした。
連対14頭中、9頭に交流を含む重賞勝ちがあり、2頭にOPクラスの連対歴がありました。
また、連対14頭中10頭が、ダート1800mで3勝以上を挙げており、ダート1800mで未勝利の馬は2着に1頭だけ。
別の見方では、14頭中13頭に、1700mから2000mのダート戦に4つ以上の勝ち星がありました。
中2週以内の馬の勝ちはなく、勝ち馬のすべては前走掲示板確保の馬。
牝馬は〔000〕。
年齢別では、4歳〔112〕、5歳〔433〕、6歳〔102〕、7歳〔120〕、8歳〔010〕。
5歳馬が中心ですが、ベテランの頑張りも見逃せません。
さて昨年ですが、2、3、1番人気の1~3着。
年齢は、5、7、6歳馬。
1番人気は馬券圏内100%を維持しましたが、勝ったエアアルマスは武蔵野S1番人気11着から。“掲示板確保の馬”ではありませんでした。
ちなみに、2、3着はそれぞれ、チャンピオンズC7着、3着の馬です。
中京ダートは逃げ、先行馬が優勢。中京に限れば、4コーナーで先頭の馬が、7回で〔310〕。
前々で進められる馬を狙いたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.01.21