歯と骨をつくり、酵素を助ける!:マグネシウム
身体のなかにあるマグネシウムは、約3分の2が骨と歯にあり、カルシウムやリンとともに骨と歯を構成しています。
しかもカルシウムが骨と歯に定着するように働く ため、カルシウムの摂取量が増えるとマグネシウムの必要量も増えます。さらにカルシウムが筋肉をうまく収縮するよう、調整する役割もあります。
マグネシウムの残り3分の1のほとんどは、筋肉などの細胞のなかに広く分布しています。
300以上の酵素の働きを助けており、特に糖質がエネルギーにかわるときに働きます。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.11.12
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