キッチンに海底火山が出現!?コップの中で起きる「ボコボコ大噴火」の怪しいひみつを解き明かす!!【楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおうち実験教室】

夏休み真っ最中!

でも、子どもたちにとって頭を悩ませるのが夏休みの自由研究です。

そこで、今年は親子で楽しめる「おうち実験」にチャレンジしてみませんか?

今回は「化学反応」の実験を紹介します。

コップの中で2層に分かれた「酢」と「食用油」

キッチンにあるおなじみの調味料が、まるで海の底で激しく活動する海底火山のように変化する、不気味で不思議な化学反応を体験してみましょう。

実験のやり方は、まず透明なコップを用意し、そこに酢を注ぎ、フードカラー(青・黄・赤など)を混ぜます。

さらに、そのコップに食用油を入れると、しばらくすると酢と油が分離して2層になります。

これは水と同質の酢と、食用油が混ざり合わないという科学の性質を利用したものです。

この2層のコップの中に、魔法の粉である重そうを少しずつふりかけることで、いよいよ大噴火の前兆が起こります。

「重そう」が引き起こす、ボコボコとあわが
噴き出す不思議な大噴火!

2層に分かれたコップに重そうを少しずつふりかけると、重そうの粒はゆっくりと上層の食用油にとけながら、下層の酢へと沈んでいきます。

そして、重そうが下の酢に触れた瞬間、劇的な化学反応が起こります。

酸性の酢とアルカリ性の重そうが反応することで、ボコボコと大量のあわ(二酸化炭素)が発生して、色のついた酢を一緒に包み込みながら、上の食用油の層を突き抜けて、コップの表面に向かって勢いよくのぼっていきます。

しかし、あわが表面まで到達してはじけると、閉じ込められていた酢は油よりも重いため、再び食用油の層をゆっくりと通り抜けて下へと落ちて戻っていきます。

このように、あわが上に行ったり下に行ったりを絶え間なく繰り返すことで、コップの中はまるで海底火山がボコボコと大噴火を起こしてあれ狂っているかのような、怪しくて不思議な動きを見ることができます。

暗い所でライトを当てるとさらにきれい!

この実験は、普通に明るい部屋で観察するだけでも、十分にボコボコとした不気味で不思議な化学反応を楽しめますが、さらにもっと怪しく、美しく見せるための特別な工夫があります。

それは、部屋の電気を消して暗くして、コップにライトを当てることです。

暗闇の中でライトを当てると、食用油の層の中を酢と反応した二酸化炭素がゆっくりと上昇し、そして再び下降していく色とりどりのあわが光を美しく反射します。

まるで本物の海底火山から真っ赤な溶岩がボコボコと湧き出しているかのような、幻想的で美しい世界を目の前で楽しむことができます。

おうちにある簡単な材料と道具だけで、大人も子どもも時間を忘れて見入ってしまうような美しい科学の神秘に、ぜひ親子で挑戦してみてください。


【書誌情報】
『楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおうち実験教室』
著者:まえママ


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科学ってまるで魔法みたい!
理系脳が育つおうち実験あそびを元小学校の理科の先生が教えます。

身近なペットボトルやストロー、風船や卵を使って、親子であそべる実験を紹介。
掲載している実験は、ワクワク、不思議な変化がいっぱいで、子どもウケ抜群のものばかりです。
子どもの「なぜ?」「どうして?」に答える解説つきなので、ご自宅であそびながら科学への興味を引き出し、理系の思考力を伸ばすことができます。
かんたんなものから、自由研究に使える本格派まで難易度別に、3歳~小学生までのお子さま向けの実験を紹介しています。
おうちでお子さまとできるあそびをお探しの親御さん必見です。
夏休みの自由研究のまとめかたも解説しています。

★掲載している実験例★
・【簡単な実験】スライム
・【簡単な実験】混ざらない水
・【食べられる実験】ミラクルあわあわ
・【食べられる実験】フリフリ手作りアイス
・【食べられる実験】光るかき氷
・【動きがすごい実験】最強のシャボン玉
・【動きがすごい実験】海底火山の大噴火
・【ミラクルな実験】海底にねむる沈没船
・【ミラクルな実験】ファンタジーフォレスト
・【チャレンジ実験】DNAを取り出そう
・【チャレンジ実験】マジック貯金箱

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