「手打ち=悪」は勘違い!? ゴルフ初心者が陥る“体と腰の回しすぎ”という盲点【ゴルフの上達に一番必要な「回さない」という基本】

BASICメソッド「体や腰は回さない」

動きには順番がある

 レッスンに来られる多くの方が、ミスをした瞬間に「今のは手打ちになってしまった」とおっしゃいます。しかし、実際に見ていると、私はそうは感じません。本当に手だけで打てている方はほとんどおらず、むしろ体や腰を大きく使い過ぎた結果、バランスを崩したりクラブのコントロールを失ったりしているケースの方が圧倒的に多いのです。

 動く部分が増えれば、それだけエラーの起きる要素も増えていきます。体全体を一度に動かそうとすることで、かえってスイングが複雑になり、ミスを招いてしまう。これが多くの方に共通して見られるパターンです。

 理想は、最終的に全身をバランスよく適量で動かせることです。しかし、その前にまず動く部分を制限し、順番に動かす練習が必要になります。いきなり全身を使おうとするのではなく、シンプルな動きから段階的に積み上げていくことが、上達への近道です。

 その第一歩となるのが、腕だけで振る、いわゆる「手打ち」の練習です。手打ちは悪いことではなく、正しいスイングを身につけるための大切な出発点なのです。

【出典】『ゴルフの上達に一番必要な「回さない」という基本』著:小泉 智之

【著者紹介】
小泉智之(こいずみ・ともゆき)
ゴルフ業界で22年以上にわたり、選手・ゴルフコーチとして活動。大学卒業後にオーストラリアでゴルフを学び、帰国後は競技と指導の現場を経験。インドア、アウトドア、ジュニア、高額イベントなど幅広いレッスンに携わり、数多くの人材育成や現場運営も担当。現在は千歳ゴルフセンターにてゴルフの普及と発展に尽力する。

【書誌情報】
『ゴルフの上達に一番必要な「回さない」という基本』
著:小泉 智之


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今、ゴルフ本として発売されているのものは、大きく分けて2つ。
スイングに重点を置いたものとカラダの動きに重点を置いたものです。
いずれも各プロのノウハウが詰め込まれた内容であり、
ゴルファーのレベルアップに大きな貢献を果たしています。

ただ、それらの本の中で唯一欠けているのでは?というテーマがあります。
それが本書のテーマにもなっている「回さない」というものです。
多くの本がいかに上手く回せるか、の内容が多い中、
その回す意識があることでの弊害がシャンクやトップ。
ゴルフというスポーツは確かにボールを前に飛ばすことですが、
その肝心のボールは前や後ろではなく、下にあります。
つまり、下にあるボールをしっかり打つことを会得せずしてゴルフの上達はありえない!
というのが本書で伝える「回さない」基本につながります。

前への意識の前に、下への意識。
回すという動きより、回さないという動き。

言われてみれば確かに、という点も多いかもしれませんが、
多くのゴルファーが出来ていない「回さない」という基本を
ぜひ、本書で理解していただき、今後のゴルフライフの充実に役立てていただきたいです!

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