【漫画 ザ・シェフ】報酬500万円!? 幻の天才シェフが食欲不振の大臣を泣かせた「ただのポトフ」の秘密

料理漫画『ザ・シェフ』(原作:剣名舞、劇画:加藤唯史)をご存知でしょうか。本作に登場する主人公、味沢匠(あじさわ たくみ)は、法外な報酬で依頼を請け負う「幻の料理人」です。今回は、第2話「幻の料理人②」のエピソードから、彼が500万円という高額な報酬と引き換えに提供した感動の料理の秘密に迫ります。

500万円の法外な報酬を要求する「幻の料理人」

物語の舞台は、パミール王国の実権を握る大臣を招いた晩餐会。しかし、大臣は食欲がなく、出された料理をほとんど残してしまうという非常事態に陥っていました。そこで白羽の矢が立ったのが、天才シェフの味沢匠です。彼は大臣を満足させる条件として、なんと500万円もの法外な報酬を要求します。

天才シェフが出した料理は、まさかの「ポトフ」

帝都ホテルの厨房に現れた味沢は、総料理長の下村らの反発を受けながらも調理を開始します。一流のフランス料理が並ぶと誰もが予想する中、彼が作ったのはなんと「ただのポトフ」でした。周囲が「そんなものであの大臣が満足するとは思えん」と呆れる中、料理は大臣のもとへ運ばれます。

大臣が涙した理由…料理の最大の隠し味は「母の記憶」

一口ポトフを食べた大臣の反応は、周囲の予想を大きく裏切るものでした。先ほどまで食欲がなかったはずの大臣が、まるで子供のように料理を貪り食い、ついには涙を流したのです。

実は、大臣は地中海沿岸のアビリア地方生まれの孤児で、かつては食べたいものを自由に食べられない貧しい幼少期を過ごしていました。味沢は、そのポトフに中東や北アフリカ沿岸に自生する特殊なハーブ(香草)を大量に使用していました。そのハーブの香りが、大臣が子供時代に食べた「母親の煮込み料理」を思い出させたのです。

味沢は、この日のためにわざわざアビリア地方まで一週間かけて自らハーブを採りに行っていました。相手の原体験に寄り添い、最高の一皿を提供した味沢。500万円という金額は、単なる料理代ではなく、この執念と圧倒的なリサーチ力に対する正当な対価だったのかもしれません。

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<第1話:幻の料理人①>を読むにはこちらから
https://love-spo.com/article/the-chef_001

『ザ・シェフ』次回へ続く!

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【書籍情報】
『ザ・シェフ』
原作:剣名舞
劇画:加藤唯史

法外な報酬を要求するが、依頼人の希望に応じて料理を作り上げる天才シェフ・味沢匠(あじさわ・たくみ)の活躍を描いた料理劇画。石油産出国であるパミール王国でその全権を握る大臣は、外務省関係者がもてなす帝都ホテルの晩餐をほとんど食べ残して帰る。そこで「幻の料理人」と呼ばれる天才シェフ・味沢匠が、大臣を満足させる晩餐を作るように依頼されるが、味沢はその報酬として500万円を提示して……!?

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