クマの本当の性格は臆病で慎重?知られざる生態とクマ鈴が登山に必須な理由【眠れなくなるほど面白い 図解 クマの話】

クマは臆病で甘えん坊? 熊鈴でクマを遠ざけられる理由

クマは臆病で甘えん坊? 野生動物だって感情豊か

見た目は怖いが実は優しい?

大きくて怖い動物。クマというと、どうしてもそんなイメージが先に立ちます。ところが、クマの行動をじっくり観察してみると、驚くほど臆病で、慎重で、そしてちょっぴり甘えん坊な素顔が見えてきます。

野生のクマの多くは、とても神経質な性格の持ち主です。人の足音や話し声、衣服のにおいにすら敏感に反応し、すぐにその場から離れようとします。基本的に人との接触を極力避けるビビリな生き物で、こちらから刺激しない限り、自分から襲ってくることはめったにありません。鋭いツメや強い体を持ちながら、過剰に用心して行動する姿には、見た目とのギャップが感じられます。

子グマが母グマの足もとにぴったりくっつき、甘えるように体をすり寄せたり、じゃれついたり。そんな可愛らしい姿を映像などで見たことはないでしょうか。こうしたしぐさをするのは、子グマだけではありません。大人のクマもストレスの少ない環境では、リラックスした様子を見せてくれます

動物の感情を人間と同じように理解することはできませんが、クマもまた不安になったり、誰かに甘えたくなったりすることがあるということは確かです。クマの大きな体の奥にも、繊細で豊かな感情の世界が静かに息づいています。

人との接触はなるべく避けたい慎重派

たいていのクマはとても敏感。足音やにおいなど人間の気配に気づくと、静かにその場から離れていきます。熊鈴(カラビナのついたベル)が登山の必需品なのはそのためです。

子グマは人間顔負けの甘えん坊

クマは哺乳類のなかでも親子の絆が特に強い動物です。子グマは母親という安心できる存在にぴったりくっついて日々を過ごします。とはいえ、甘えてばかりいるわけではありません。野生では1〜2年間、子グマは母グマのそばで、遊びを通じてエサの探し方といった生きるすべを学びます。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 クマの話』監修:山﨑晃司

 

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【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 クマの話』
監修:山﨑晃司


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世界中数多くの動物園で飼育され、アニメや漫画、ファンシーキャラクターのモチーフとしても起用されることの多い人気の動物「クマ」。
最近では日本全国で目撃が相次いで発生したり、温暖化の影響で冬眠をしないクマも確認されたりすることから、話題に事欠かない今大注目の動物です。

しかし、ペットとして飼うことは難しく、ときに人を襲う恐ろしい側面も持ち合わせるクマ。
それなのになぜ人間にとって馴染み深く身近な存在に感じるのでしょうか。

「クマは大体力士2人分の重さ」「死んだふりは意味ある?クマに出会ったときの対処法」
「ホッキョクグマは皮膚が真っ黒で毛が透明?」「年々増加している“新世代クマ”って!?」
「イエティとビッグフットの正体はクマ?」
愛玩動物、猛獣、食用、ワーキングアニマルなど、さまざまな角度からクマの生態と特徴を解説し、クマの知られざる魅力に迫ります。
これを読めばクマのことがもっと好きになること間違いなしの一冊です。

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