書籍

「良いことでも度を超してしまうと害になり、足らないのと同じことで感心できない」元になったことわざとは?【論語】
子(し)貢(こう)問(と)う、師(し)と商(しょう)とは孰(いず)れか賢(まさ)れる。子(し)曰(いわ)く、師(し)や過(す)ぎたり、商(しょう)や及(およ)ばず。曰(いわ)く、然(しか)らば則(すなわ)ち師(し)は愈( […]

有名エピソード、関羽が華雄を斬り捨てる【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 初平二年(191)、諸侯たちは続々と所定の場所に到着。連合軍の陣営は二百里以上になった。曹操は諸侯を集めて、進撃の計を談合すると、河内太守の王匡が、「大義を奉ずるにおいては盟主が必要だ。そのう […]

「その気になれば、何事もできないことはない。できないということは、努力が足りないということ」元となったことわざとは?【論語】
冉求(ぜんきゅう)が曰(いわ)く、子(し)の道(みち)を説(よろこ)ばざるにあらず、力(ちから)足(たら)ざればなり。子(し)曰(いわ)く、力 (ちから)足(た)らざる者(もの)は中道(ちゅうどう)にして廃(はい)す。今 […]

董卓の暴政、とどまるところを知らず【図解 三国志】
暴君・董卓の本領発揮 董卓の専横に、袁紹はとっくに逃亡していた。ある日、袁紹は、董卓に「不徳を犯しておらぬ皇帝を廃し、庶出の陳留王を立てるなど、謀反以外のなにものでもない」と怒気鋭く迫った。董卓は剣を抜き、袁紹も剣を抜く […]

「他人の欠点を見つけるように、自分自身の問題点に気づき反省し改める姿勢が大切」元となったことわざとは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、賢(けん)を見(み)ては斉(ひと)しからんことを思(おも)い、不賢(ふけん)を見(み)ては内(うち)に自(みずか)ら省(かえり)みる。 <訳>先生がいわれた。賢くて徳を積んだ人に会うと、自分もそのよ […]

三国志最強の男・呂布が登場【図解 三国志】
呂布が方天画戟を手に威圧す 董卓は、姓が董、名は卓、字を仲潁と言う。前将軍で西涼刺史だが、黄巾賊討伐で戦功がなかったため、いわば不作為の咎を受けかねない。それを恐れて十常侍に賄賂を贈り、朝廷からの処分を免れていた。 にも […]

人が生きるためには、信用が大切。儒教で道徳の大切な5つの判断要素とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、人(ひと)にして信(しん)なくば、其(そ)の可(か)なるを知(し)らず。大車(たいしゃ)輗(げい)なく、小車(しょうしゃ)軏(げつ)なくば、其(それ)何(なに)を以(もっ)て之(これ)を行(や)らん […]

政変は蛮勇・董卓の出番を用意する【図解 三国志】
三国志のはぐれモノが登場 愚昧な霊帝も、中平六年(189)、死の床に就く。やれ一安心かと思えば然さにあらず。何進と宦官の死を賭した攻防が顕わになるのだ。食肉業出身の何進は、妹が霊帝の長男辨を生んで皇后(何后)になったため […]

当時の七十歳といえば、現在では百歳に近い長寿!孔子が晩年になって、人生を振り返った大切な言葉とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、吾(われ)十有五(じゅうゆうご)にして学(がく)に志(こころざ)す。三十(さんじゅう)にして立(た)つ。四十(しじゅう)にして惑(まどわ)ず。五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)る。六十 […]

張飛が督郵を鞭打ち、劉備ら出奔【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 黄巾賊の鎮圧後、忘れられた憾みのあった劉備にも、ようやく冀州中山国安喜県の尉に任命の汰が下った。劉備は、関羽、張飛ほか二十名ほどの兵士を引き連れて安喜県に赴任する。このときの劉備の治世は、庶民 […]

敬う心を持てない人を友達にするな。過ちを犯したら弁解などしてはいけない、過ちの後が大切な理由とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、君子(くんし)は重(おも)からざれば即(すなわ)ち威(い)あらず。学(がく)も即(すなわ)ち固(かた)からず。忠信(ちゅうしん)を主(しゅ)とし、己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)と […]

朝廷混迷が群雄台頭のお膳立て【図解 三国志】
群雄割拠の時代へ さしもの威勢を誇った黄巾賊ではあったが、首領の張角が病死し、張梁は皇甫嵩に討たれた。張宝も朱儁に押しまくられ、命惜しさの賊将の一人に刺殺された。こうして中平元年(184)二月に蜂起した「黄巾の乱」も、そ […]