眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話
現代の社会を知る上でも重要な学問ともいわれる「民俗学」。
そもそも「民俗学」とは「民」(=人々)について「俗」(=ヴァナキュラー)の視点で研究する学問であり、日本においては、春夏秋冬の年中行事や風習から、身近な衣食住の伝統や習慣など、都市や地方のあらゆる「文化・もの」について、歴史や謂われ、理由などが存在する。
本書では、現代にも繋がる礼儀やしきたりや祭祀、文化や風習、民間伝承、芸能、文化遺産から、昔話、怪談、(都市)伝説、B級グルメ、ネットミーム、パワースポット、七不思議伝と言われるものまで幅広く取り上げ、「現代民俗学」としてあらゆるジャンルについてわかりやすく紹介、解説する。

覇権主義に抗う「生きた文化」の正体!民俗学における重要キーワード「ヴァナキュラー」とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「ヴァナキュラー」とは何か】「俗=ヴァナキュラー」という概念 「俗なるもの」を指す言葉 ヴァナキュラーという語は、もともと言語学をはじめとする人文社会科学において、「権威ある正統的な言語」に対する「俗語」を意味するもの […]

なぜ「フォークロア」は呼び名を変えたのか? 民俗学にかけられたイメージからの脱却の歴史【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「ヴァナキュラー」とは何か】「フォークロア」と「ヴァナキュラー」 どんな社会集団にも存在する「民俗」 かつて、民俗学の研究対象は「フォークロア」と呼ばれていました。人びと(フォーク)の知識(ロア)を意味するフォークロア […]

スマホの使い方も立派な「民俗」? 私たちの日常すべてが「歴史」になる民俗学の視点【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
そもそも「民俗」って何だろう? 人間の生活に関わるあらゆるもの 島村恭則教授は、「民俗」について以下の定義をしています。 「『民俗』とは、『何らかの社会的コンテクスト(文脈。状況や背景のこと)』を共有する人びとの間で生み […]

民俗学は「歌」から始まった? アイルランドから日本まで、独自の進化を遂げた民俗研究【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
民俗学はどうやって始まった? 支配への抵抗として始まった民俗学 民俗学は、18世紀末から19世紀初頭のドイツで生まれました。当時のヨーロッパでは、イギリスやフランスを発信源とする、理性を重んじて非合理的なものを排除する […]

ナポレオンへの反旗から生まれた民俗学! 似てるけど異なる「文化人類学」との違いとは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
「民俗学」と「文化人類学(民族学)」の違いとは? 似ているようで異なる2つの学問 「民俗学」と混同されやすい学問に「民族学」があります。民族学は英語で「ethnology」と呼び、現在は「文化人類学(cultural […]

覇権主義的な立場を批判する学問「民俗学」は何を研究しているのか?【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
「民俗学」ってどんな学問? 覇権主義的な立場を批判する学問 「民俗学」とは、「民=人びと」について「俗」の観点から研究する学問です。 日本ではしばしば、民俗学とは農山漁村などに古くから伝わる民間伝承を研究するものだと […]