眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話
現代の社会を知る上でも重要な学問ともいわれる「民俗学」。
そもそも「民俗学」とは「民」(=人々)について「俗」(=ヴァナキュラー)の視点で研究する学問であり、日本においては、春夏秋冬の年中行事や風習から、身近な衣食住の伝統や習慣など、都市や地方のあらゆる「文化・もの」について、歴史や謂われ、理由などが存在する。
本書では、現代にも繋がる礼儀やしきたりや祭祀、文化や風習、民間伝承、芸能、文化遺産から、昔話、怪談、(都市)伝説、B級グルメ、ネットミーム、パワースポット、七不思議伝と言われるものまで幅広く取り上げ、「現代民俗学」としてあらゆるジャンルについてわかりやすく紹介、解説する。

「祭り」は人間とカミが接触する機会? 日本の至る所に存在する「カミ」とは何なのか【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
日本人の信仰 ③ 「カミ」とは何か? 祀られることでカミとなる精霊 カミとは、霊力、霊魂、人間霊、生霊、死霊、怨霊、精霊などの霊的なものが、人間によって祀られたものを指します。祀るとは、「一定の儀礼を行うことで、霊的なも […]

座敷わらしは「カミ」か「妖怪」か? 捉え方で変わる日本民俗の信仰とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の信仰 ② 「精霊」と「妖怪」 カミにも妖怪にもなる精霊 霊魂には、人間にやどるものとやどらないものがあり、人間にやどらないものは自然界に存在しています。そして、自然界に存在する霊魂のう […]

人知を超えた超自然的な存在!日本民俗学には欠かせない「霊的なもの」とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の信仰 ① 生活とともにある「霊的なもの」 人知を超えた超自然的な存在 「霊的なもの」とは、「人知を超えた超自然的な存在」の総称です。具体的には、霊力、霊魂、人間霊、生霊、死霊、怨霊、精 […]

「神道」や「仏教」などが混ざり合う! 民俗学から学ぶ、季節を知らせる日本の「年中行事」【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】季節を知らせる「年中行事」 農耕儀礼と深く結びついた年中行事 年中行事は、毎年決まった時期に繰り返される一連の行事のことで、その多くは「ハレ」の行事として行われます。 もともと「年中行事」とい […]

お中元は「魂のデリバリー」だった!? 民俗学から学ぶ日本的ギフトコミュニケーションの正体【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活を規制する「つきあい」の型 お中元・お歳暮は霊力・霊魂の贈答手段 日本の伝統文化の中には、特徴のある「つきあい」の型があります。たとえば、日本の伝統社会では贈答の慣習が色濃く存在し […]

かつて主婦はシャーマンの役割を担っていた!? 民俗学から学ぶ「女性・子ども・老人」の呪術的な役割とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】女性・子ども・老人が担った役割 異界に近い、特別な力を持つ存在 日本の民俗において、女性・子ども・老人は、共同体を構成する存在であると同時に、異界に近い特別な力を持つ存在として位置づけられてい […]

海や山で生きた「漂泊性」を持つ人々…文化の担い手としての「農民」と「非農業民」【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】文化の担い手としての「農民」と「非農業民」 「山人」と「海人」の密接なつながり 日本民俗学においては、稲作を中心とした農業は単なる産業ではなく、日本人の信仰、共同体、生活様式などの根幹をなす […]

昔の日本人はモノと一緒に何を交換していたのか? 民俗学における「マチ」の成り立ち【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活基盤 ②「イチとマチ」 常設化されたイチがマチへと発展 いろいろなムラに住む人たちが、一定の時間、一定の場所に集まって売買を行う制度が「イチ」です。古代のイチは、神を祀る場所や時期 […]

川は神様のハイウェイだった? 現代の日本で失われつつある伝統的な「ムラとイエ」【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
【「日本民俗学」の基礎知識】日本人の生活基盤 ①「ムラとイエ」 減少つつある伝統的なムラとイエ 民俗学でいうところの「ムラ」は、行政単位としての漢字の「村」ではなく、複数の「イエ」が集まって構成される集落を指します。地方 […]

「ハレの日」は霊力をチャージする日? 日本人の伝統的生活感覚「ハレとケとケガレ」を解説【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
日本人の伝統的生活感覚「ハレとケとケガレ」 「ケ」とは霊力のこと 日本人の伝統的な世界観を表わす民俗学的な概念に「ハレ」と「ケ」と「ケガレ」があります。 ハレとケは、一般的には「ハレ=祭りなどの特別な日」「ケ=普段の日」 […]

現代人の本当の姿を浮き彫りにする? ネット社会や消費文化までを網羅する現在の民俗学の定義とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
民俗学の研究対象は「みんな」 現代的な課題に取り組む学問 柳田國男は、民俗学の研究対象を「常民」と位置づけました。柳田のいう常民とは、武士や貴族といった支配層ではなく、農業や漁業に従事し、古くからの慣習や伝統を無意識のう […]

学者からVTuberまで多様な人々が発信する、現代日本における民俗学のあり方とは【眠れなくなるほど面白い 図解 民俗学の話】
現代日本における民俗学のあり方 時代とともに領域を広げる民俗学 現在、民俗学を学んだ人にどんな働き先があるかというと、大学所属の教員・研究者のほかに、各地の博物館という選択肢もあります。 たとえば、県や市町村といった地方 […]