LOVE SPORTS

  • HOME
  • SPORTS LAB
  • スマートに断る【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】

スマートに断る【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】

Text:山口拓朗

スマートに断る

×:ごめんなさい

⚪︎:せっかくのお誘いですがご協力することができません

言いかえPOINT

「ごめんなさい」や「すみません」では、断りの意思が明確に伝わりません。「せっかくのお誘いですが」「大変心苦しいのですが」「願ってもないお話ですが」「不本意ながら」などのクッション言葉を添えつつ「できません」と明確に伝えましょう。ちなみに「誠に遺憾ですが」という少し硬めのフレーズもあります。

×:それはできません

⚪︎:ご希望に添えず申し訳ございません

言いかえPOINT

「できません」と一方的に断るのは、スマートではありません。声をかけてくれたことへの敬意と感謝の気持ちを込めて「ご希望に添えず申し訳ございません」と丁寧に返しましょう。内容に応じて「ご辞退(ご遠慮)させていただきます」「私の力不足でございます」などの表現も使い分けましょう。

×:できればやりたいのですが

⚪︎:都合がつかず申し訳ございません

言いかえPOINT

断りづらいときに、うっかり「できればやりたい」「本当はやりたいんだけど…」などと言ってしまうと、「やりたいならやってよ!」と詰め寄られる恐れがあります。もちろん、「できません」ではストレートすぎます。相手の気持ちを踏みにじらないよう、誠意をもって丁寧かつシンプルに断りましょう。

×:お受けできかねます

⚪︎:誠に残念ですがお受けいたしかねます

言いかえPOINT

「かねる」は「~することが難しい」「できない」という意味です。つまり、「でき+かねます」は意味が重なった不自然な言い回し。「~しかねます」というのが正しい表現です。この「~しかねます」は比較的やわらかい表現なので、きっぱりと断るのがためらわれる場面でも使用しやすいはずです。

×:それは厳しいです

⚪︎:あいにく○○できません

言いかえPOINT

「厳しいです」は、「できません」という断りの言葉を使うのが心苦しいときに使われがちです。しかし、意図が伝わりにくく、誤解の原因にもなりかねません。「できません」という言葉に「あいにく」「残念ながら」などのクッション言葉を添えれば、残念な気持ちをにじませることができるため角が立ちません。

【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗

【書誌情報】
『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』
著:山口拓朗


Amazonで購入する →

「何か言われてもうまく返せない」、「言葉足らずでイラッとさせてしまう」、「怒らせないように断りたい」…など、会話でのモヤモヤは日々実感する最も身近なストレスといえます。本書は、会話がスムーズにいくようになるうまい言い方や、一目置かれるスマートな返し方を紹介する事典です。

会議がウェブ上で行われるようになっても、メールでのやり取りが増えても、SNSの活用が増えても、コミュニケーションの重要性は変わりません。

新社会人、初めて部下を持つ管理職などのビジネスパーソンはもちろん、人間関係の悩みを持つすべての方に役立つ内容です。

言葉で損や失敗をしないためにも、本書を参考に、ふさわしい言葉のチョイスを積み重ねてみてください!

  • この記事を共有する!