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巨人に動きなし!オリックスが即日アタックで4年12億円超を提示!西川龍馬獲得秒読みの球団とは!?

西川龍馬の去就の行方は?

阪神タイガースが11月5日、3勝3敗のタイで臨んだオリックスバファローズとのSMBC日本シリーズ2023第7戦を制し、38年ぶり2度目の日本一を達成し、今シーズンの公式戦は全日程を終了。6日からFA権を持つ選手の去就にも注目が集まるストーブリーグに突入し、14日で申請期間が締め切られた。

昨オフ、球団からの複数年の提示を断り、単年で契約を更改していた西川龍馬は、昨シーズン取得したFA権を行使することを決断し、セ・リーグに行く気はなく、パ・リーグの野球に興味があると、パ・リーグ球団への移籍を熱望した。

西川龍馬は新井監督には先週、チームが秋季キャンプを行っている宮崎県日南市を訪れ、直接FA権行使の意向を伝え、11月14日に申請書を球団に提出した。

今シーズンの西川龍馬は、右脇腹痛による離脱はあったものの、2年ぶりに規定打席に到達し、リーグ2位の打率.305をマークするなど、109試合に出場し、9本塁打、56打点をマークするなど、天才と称されるバットコントロールを発揮した。

通算2970打席で打率.299を記録するリーグを代表する好打者へと成長した西川龍馬を複数球団が興味を示している。

西川龍馬の獲得が秒読みの球団は?

西川龍馬の獲得に水面下で動いているとされる球団は、オリックスバファローズ、ソフトバンクホークス、巨人など、複数球団が獲得調査を進めていると見られていた。

最有力とされるのは、オリックスバファローズだ。昨オフ、吉田正尚のメジャー挑戦で浮いた資金で西川龍馬と森友哉の両獲りを目指していたオリックスバファローズだが、西川龍馬が広島残留を表明したことで、森友哉の獲得に終わっていた。今オフ西川龍馬がFA権を行使することになれば、昨年のリベンジで獲得に動きたいと本格調査に進めてきた。

オリックスバファローズは、交渉解禁の16日に、即日アタック。非公表の交渉で、4年12億円以上の条件とともに、背番号7を提示した模様だ。

パ・リーグでは、ソフトバンクホークスの名前も上がっていたが、今オフのFA戦線で野手は山川穂高の一本化を決め、さらに西川龍馬のオリックスバファローズへの移籍が濃厚と見て、本格調査を進めてきた西川龍馬の獲得を見送ることになりそうだ。

オリックスへの移籍が濃厚とされる中、巨人はどう動くのか。トレードで巨人移籍が決まった長野久義の背番号「5」を継承するほどの関係にある長野久義がいる巨人から高待遇で声をかけられれば、西川龍馬も頭をもう一度悩ますかもしれない。

しかし、現状巨人が動いている様子はなく、西川龍馬の獲得は断念したように思える。

西川龍馬が来シーズンどこのユニフォームを着ているのか注目だ。

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