値千金の同点タイムリーヒット放った中島宏之
9月3日に阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース戦に、代打で途中出場した中島宏之は、1打数1安打1打点。巨人の負けを帳消しにする同点タイムリーヒットを放った。
若林晃弘の犠牲フライで1点差とした9回2アウト1、2塁のチャンスの場面で、読売ジャイアンツ先発の戸郷翔征に代わり、代打で打席に立った中島宏之は、阪神タイガース3番手・ケラーの初球153キロのストレートを捉え、値千金の同点タイムリーヒットを放った。
中島宏之は今シーズン、得点圏打率.343と抜群の勝負強さを誇り、勝負所を中心に試合に出場してきた。
少ない出場機会の中でも、ヒットを積み重ね、自身は値千金の同点タイムリーヒットで、通算1923本とし、2000本安打まで残り「77」本とした。
今シーズン残りわずか中の達成は難しくなってしまったが、来シーズンでの達成に向け、今シーズン中に1本でも多くヒットを積み重ねる為、スタメンでの出場を常に狙っている。
チャンスの場面では今シーズンの得点圏打率.230の中田翔を、中島宏之が上回っている。中島宏之には少ないチャンスをものにし、2000本安打達成へ一歩ずつ前進してもらいたい。
公開日:2022.09.03