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ダメ押しの2点タイムリーツーベースヒット!今シーズン中に1軍再昇格期待の井上広大

ダメ押しの2点タイムリーツーベースヒット放った井上広大

9月10日に安芸タイガース球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、4打数1安打2打点。ダメ押しの2点タイムリーツーベースヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

板山祐太郎のタイムリーヒットで先制した7回、2アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、オリックスバファローズス4番手・海田智行の3球目134キロのチェンジアップをレフトへ弾き返す2点タイムリーツーベースヒットを放ち、3点の猛攻を締めくくった。

井上広大は、8月14日に今シーズン初の1軍昇格を果たすも、快音を残すことなく、18日に2軍降格と、悔しい思いをしていた。

矢野監督からはもっと打っていく姿勢を見せてほしいといったアドバイスをもらい、2軍へ戻っていた。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実だろう。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、再度1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

現在、打撃五冠を視野に入れる村上宗隆級のスケールの大きさを持ち、佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補として期待される井上広大には、今シーズンもう一度1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を踏み出してもらいたい。