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阪神/前川右京が今シーズン1号ホームラン!セパ交流戦での1軍昇格に期待

前川右京が今季1号ホームラン

5月14日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「3番・左翼」で先発出場した前川右京は、3打数1安打1打点1HR。今シーズン1号ホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。

6回、先頭打者で打席に立った前川右京は、ソフトバンクホークス4番手・又吉克樹の初球144kmシュートを弾き返し、ライトスタンドへ飛び込む今シーズン1号ホームランを放った。

前川右京は、今シーズンの春キャンプを1軍でスタートすることが決まっていたが、直前に左上肢のコンディショニング不良を発症して離脱。3月4日の教育リーグ・中日ドラゴンズ戦からライトの守備に就くも症状が再発し、4月8日のウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦を最後にDH、代打での出場が続いていた。12日のソフトバンクホークス戦でレフトスタメン出場。約1ヶ月ぶりに守備につき、5度の守備機会を無難にこなし、守備も問題ないことを示していた。

打撃では5月に入り、4度目のマルチヒット、12日のソフトバンクホークス戦から3試合連続安打を記録し、打率.386と好調を維持している。

今シーズン、仕留めるべき球を仕留められていないからと課題を認識し、取り組んだ結果が今シーズン1号ホームランという形で結果が出た。

岡田監督にも前川右京の結果は届いており、左打者が不足する1軍野手陣に加える左の強打者候補として、セパ交流戦あたりでの1軍昇格が見えてきた。

前川右京が1軍昇格を果たし、佐藤輝明が打撃復調の兆しを見せ、勢いづき始めている阪神タイガース打線のさらなる起爆剤となれるか注目だ。