井坪陽生が適時打2本含む4安打の固め打ちで打率.319
7月3日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した井坪陽生は、5打数4安打2打点。タイムリーヒット2本を放つなど、全方向にはじき返しす4安打の固め打ちを記録し、打率.319と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
2回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った井坪陽生は、中日ドラゴンズ先発の野中天翔の5球目134kmツーシームをバットの先に当て、ボテボテの当たりとなるも、全力で一塁を駆け抜け、サードへのタイムリー内野安打を記録した。
さらに、4回1アウト走者なしの場面で、井坪陽生は中日ドラゴンズ2番手・石森大誠の2球目144kmストレートをライトへヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
6回2アウト2、3塁のチャンスの場面で井坪陽生は、中日ドラゴンズ4番手・福島章太の5球目137kmカットボールをセンターへ弾き返すタイムリーヒットを放ち、3安打猛打賞を記録。
最後は8回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立つと、井坪陽生は中日ドラゴンズ6番手・砂田毅樹の2球目138kmストレートをレフトへヒットを放ち、4安打の固め打ちを記録した。
和田2軍監督からは、打ってほしい時に打ってくれる打者になりつつあり、守備も相当成長していて、走塁も非常に興味を持って取り組めており、いいところが出ていると絶賛した。
タイムリーヒット2本を含む4安打の固め打ちを記録し、打率.319と打撃好調で、1軍昇格へ前進した井坪陽生には、大山悠輔が低調で苦戦する阪神打線の起爆剤として期待したい。
公開日:2024.07.04