座るときは骨盤を立てること
デスクワークが多い人にとって、椅子の座り方も重要です。椅子に座ると、足に引っ張られて骨盤が後ろに傾くので、その上にのっている背骨も丸まる傾向にあります。つまり、猫背になりがちです。骨盤が後ろに傾いていると、腰の筋肉もつねに伸ばされてしまい、腰痛の原因になります。
正しく座るためのポイントは、骨盤を立てることです。骨盤を立たせると、背骨のカーブが自然になり、背中に余計な負荷がかかりません。
椅子の高さも重要です。座ったとき、太ももと床が平行になり、太ももとふくらはぎの角度が直角になるのが理想的な高さです。高さ調整のできる椅子であればラクです。
【書誌情報】
『痛みのない身体になる究極の整体術 1日8分の調整でゆがみが治る!』
著者:加賀谷慶太 東葉コンディショニング整体院 総院長
カラダの痛みや不調の原因は「ゆがみ」。このゆがみを正し、全身のバランスを整えれば、腰痛・関節痛・手足のしびれ・肩こりなどの痛みのない健康的なカラダを手に入れることができます。本書では、どこに行ってもなかなかよくならない人が最後に駆け込む整体院として多くの実績を上げ、患者を救ってきた著者が、独自の施術療法QPR(クイック・ペイン・リリース)法を「自分でできる」ようにアレンジして効果的な41のエクササイズとして紹介。全身および部位別に痛みの解消、予防ができます!
公開日:2021.04.17