コラム

ひらめきで「ああ!」と驚くことが人生の贅沢といえる理由とは!?【脳の話】
前頭葉は驚くが、側頭葉はシーン ひらめきというのは、自分にとっても予測のつかないもので、その瞬間、私たちは驚きすら感じます。しかし、驚いているのは、実は自我の中枢である前頭葉だけです。 側頭葉にとっては驚きでも何でもあり […]

阪神淡路大震災以降も作られている坂茂が試みる「紙でできた家」のすごさとは?【建築の話】
強くて重いから弱くて軽い建築へ おとぎ話『三匹の子豚』は強くて重いレンガの家で狼に勝利するお話でしたが、まるで対極の材料で建物をつくる建築家がいます。坂茂がつかうのは、なんと紙。坂は「材料自体の強度とそれをつかった建築の […]

虹の架け橋の番人ヘイムダル【世界の神々】
世界中に響く角笛で最終戦争の開戦を伝える アース神族が暮らすアースガルドには虹の橋ビフレストが架かり、それはほかの世界へ通じる橋でした。その橋の番人をしていたのが、ヘイムダルです。 ビフレストを見渡せる位置に建つ豪奢(ご […]

カタールの光と闇。W杯の持続可能性【二宮清純 スポーツの嵐】
11月20日に開幕 サッカーW杯カタール大会開幕まで、残り3カ月。中東でのW杯開催は史上初、アジアでは02年日韓大会以来、2回目だ。 これまでW杯は欧州の主要リーグのシーズンが終了するのを待ち、6月から7月にかけて開 […]

薬物やアルコールなどによって起こる脱抑制が創造性を発揮するのに必要な理由とは!?【脳の話】
自己規制をいかに外せるかがカギになる 私たちが、創造性(クリエイティビティ)を発揮するとき、脳は一種の「脱抑制」状態になっています。通常、脳はシステムとしてのバランスを取るため、各回路の働きを抑制して自己規制をかけ、潜在 […]

世界的建築家の巨匠/安藤忠雄が目指した「自然と人間の調和」の世界観とは!?【建築の話】
コンクリート打ち放しは自然を写す鏡 建築家・安藤忠雄といえば、コンクリート打ち放しの建築を連想する人が多いでしょう。実際、彼の初期の代表作である住吉の長屋は、三軒長屋の真ん中一軒を切り取り、屋根のない中庭とした、コンクリ […]

雷神トールは北欧の農耕神【世界の神々】
魔法の槌で巨人を倒す心優しき荒くれ者 ヴァイキング時代に神と崇(あが)められたのはオーディンでしたが、農耕が盛んになり人々が大地で暮らすようになると、北欧の守り神は雷神トールに移行します。 トールは、オーディンと大地の化 […]

創造とは「0から1を生み出すこと」ではない!創造性を高める上で重要なこととは!?【脳の話】
創造とは、脳内の記憶情報を再編集すること 創造と聞いて、「0から1を生み出すこと」「無から有を生み出すこと」と考える人も多いでしょう。でも、これは間違いです。 私たちが、アイデアを絞り出そうとするとき、脳の前頭葉は、大脳 […]

日本が誇る都心の狭い土地でも豊かに暮らせる建築を実現した東孝光の自邸「塔の家」【建築の話】
建築家・東孝光が都心から離れなかったワケ 地価の高い都会で大きな家を持つのは難しいものです。しかし狭い土地に建つ小さな家、いわゆる狭小住宅にも、素晴らしいものがたくさんあります。そのさきがけが、建築家・東孝光の自邸「塔の […]

神族 VS 巨人の死闘はなぜ起きたか?【世界の神々】
憎悪と敵対心が渦巻く終末思想と滅びの美学 ユグドラシルに支えられた世界が、なぜ壮絶な死闘の末に滅亡したのでしょうか。それは、オーディンが天地創造を成し遂げたときから徐々にはじまっていました。 巨人ユミルの死体で世界を創り […]

新しいことに挑戦し続けることが脳の学習能力を生かすことができる理由とは!?【脳の話】
人間の脳はいくつになっても成長できる 子どもの成長は見ていて楽しいものです。ぎこちない動きに、ほほえましさを感じさせます。 そして、成長するにつれ、ぎこちなかった動きも、大脳皮質の運動野や運動前野、小脳などの運動関係のネ […]

世界中が驚いた「国立代々木競技場」の丹下健三が伝統美を融合させた美しきモダニズム建築とは!?【建築の話】
モダニズム建築に伝統美を融合させた丹下健三 国立代々木競技場や香川県庁舎を設計したことで知られる丹下健三は、戦後の日本建築を世界レベルに押し上げたモダニズム建築の巨匠です。1920年代にうまれたモダニズム建築は、伝統や無 […]