コラム

東京オリンピックの「新国立競技場」はなぜ木が使われた?時代を見すえた建築家の巨匠/隈研吾の狙い【建築の話】

コンクリートから木へ!時代を見すえた建築家・隈研吾の狙い 20世紀の巨大建物はコンクリート造が常識でした。しかし時代はかわりつつあります。その象徴の一つが2019年末に完成した新国立競技場です。従来、競技場の外観は殺風景 […]

悪神ロキが妬む光と善の神バルドル【世界の神々】

バルドル殺害と神族の侮辱で毒蛇の拷問に オーディンと妻フリッグの息子バルドルは光と善の神と呼ばれ、誰からも愛されました。 あるとき、バルドルの死の予言を聞いたフリッグは世界の万物にバルドルを傷つけないよう誓わせ、バルドル […]

鍛えれば誰でもひらめき王になれる!「ひらめき回路」を鍛える方法とは?【脳の話】

鍛えれば誰でもひらめき王になれる! ひらめいたり、とびっきり斬新なアイデアを思いついたりするのは、特殊な才能のように思っていませんか? でも、それは違います。 ひらめきはどんな人の脳にも、もともと備わっている能力なのです […]

これからの都市の在り方で求められる黒川紀章設計の中銀カプセルタワービルがアイコン的存在の「メタポリズム」思想とは?【建築の話】

時代やニーズに合わせて変化しない建築への疑問 家族の人数はライフステージによって増えたり、減ったりするものです。結婚直後は夫婦ふたりでも、子どもがうまれたり、両親と同居したり、親戚の集まる機会が増えれば、増築を考えます。 […]

ずる賢さNO.1の悪神ロキ【世界の神々】

大騒動を巻き起こし、ラグナロクの火種にも これまでにも何度もその名が登場した悪神ロキ。両親ともに巨人でありながらも、オーディンとは義兄弟となります。 性格はいたってずる賢く、嘘や偽(いつわ)りは得意技。常に相手を欺(あざ […]

ひらめきで「ああ!」と驚くことが人生の贅沢といえる理由とは!?【脳の話】

前頭葉は驚くが、側頭葉はシーン ひらめきというのは、自分にとっても予測のつかないもので、その瞬間、私たちは驚きすら感じます。しかし、驚いているのは、実は自我の中枢である前頭葉だけです。 側頭葉にとっては驚きでも何でもあり […]

阪神淡路大震災以降も作られている坂茂が試みる「紙でできた家」のすごさとは?【建築の話】

強くて重いから弱くて軽い建築へ おとぎ話『三匹の子豚』は強くて重いレンガの家で狼に勝利するお話でしたが、まるで対極の材料で建物をつくる建築家がいます。坂茂がつかうのは、なんと紙。坂は「材料自体の強度とそれをつかった建築の […]

虹の架け橋の番人ヘイムダル【世界の神々】

世界中に響く角笛で最終戦争の開戦を伝える アース神族が暮らすアースガルドには虹の橋ビフレストが架かり、それはほかの世界へ通じる橋でした。その橋の番人をしていたのが、ヘイムダルです。 ビフレストを見渡せる位置に建つ豪奢(ご […]

カタールの光と闇。W杯の持続可能性【二宮清純 スポーツの嵐】

11月20日に開幕  サッカーW杯カタール大会開幕まで、残り3カ月。中東でのW杯開催は史上初、アジアでは02年日韓大会以来、2回目だ。  これまでW杯は欧州の主要リーグのシーズンが終了するのを待ち、6月から7月にかけて開 […]

薬物やアルコールなどによって起こる脱抑制が創造性を発揮するのに必要な理由とは!?【脳の話】

自己規制をいかに外せるかがカギになる 私たちが、創造性(クリエイティビティ)を発揮するとき、脳は一種の「脱抑制」状態になっています。通常、脳はシステムとしてのバランスを取るため、各回路の働きを抑制して自己規制をかけ、潜在 […]

世界的建築家の巨匠/安藤忠雄が目指した「自然と人間の調和」の世界観とは!?【建築の話】

コンクリート打ち放しは自然を写す鏡 建築家・安藤忠雄といえば、コンクリート打ち放しの建築を連想する人が多いでしょう。実際、彼の初期の代表作である住吉の長屋は、三軒長屋の真ん中一軒を切り取り、屋根のない中庭とした、コンクリ […]

雷神トールは北欧の農耕神【世界の神々】

魔法の槌で巨人を倒す心優しき荒くれ者 ヴァイキング時代に神と崇(あが)められたのはオーディンでしたが、農耕が盛んになり人々が大地で暮らすようになると、北欧の守り神は雷神トールに移行します。 トールは、オーディンと大地の化 […]
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