建築

千利休の茶室はなぜ四畳半の空間なのか?【建築の話】
4枚半の畳で宇宙をつくる お茶を飲むという行為は、葉のエキスと湧き水を体内に入れる、いわば「自然を飲む」ことだといえます。そのための空間である茶室が、山里にある簡素な庵を意識してつくられたのも当然だといえるでしょう。 茅 […]

神社にある「鳥居」や「しめ縄」は何のためにあるの?【建築の話】
しめ縄と鳥居からのメッセージ 神社と寺院の違いはいくつもありますが、その一つはしめ縄と鳥居です。しめ縄は蛇の交尾を表したものです。脱皮を繰り返して成長する蛇は再生と永遠の生を象徴する、神に近い存在と崇められてきました。 […]

南を向く本殿が最もポピュラーだが、住吉大社が西を向いている理由とは!?【建築の話】
神様は南に向いているだけではない 神社に鎮座する神様はどの方角を向いていると思いますか? いちばん多いのは南ですが、そればかりではありません。実は神様によって方角の好き嫌いがあるのです。 まず神様がどこにいるのか確認して […]

全国各地の社殿の基本となった最も古い伊勢神宮と出雲大社2つの神社形式の違いとは!?【建築の話】
庇のつく位置で平入り系と妻入り系にわかれる 古来、日本の神々は八百万でした。山や石、樹木や滝など、神はあらゆる自然に宿ると考え、それ自体を御神体と見なしてきたのです。社殿ができたのは、仏教伝来後のこと。仏殿に対抗し、つく […]

お寺での参拝は正面からが必ずしも正しいとは限らない?伊勢神宮、上賀茂神社の場合は!?【建築の話】
拝むのは正面からだけとは限らない 仏像を拝むときは、お堂の正面から礼拝するものと決めつけていませんか? 実は礼拝は正面からだけではありません。チベット仏教(密教)を信仰するブータンやチベットでは、仏塔の周囲を時計回りに歩 […]

日本の黄金比「大和比」1:√2!世界最古の木造建築・法隆寺の五重塔の美しさの秘密とは?【建築の話】
日本の黄金比「大和比」は1対ルート2 世界最古の木造五重塔である法隆寺の五重塔。その美しさの秘密は、屋根幅が徐々に狭まる姿にあるといわれているのをご存知でしょうか。 最上階の屋根幅を1とすると、1階の幅は約1.4倍になっ […]

仁徳天皇陵(大山古墳)や多宝塔、和同開珎や寛永通宝に存在する「丸と四角」の形の意味とは!?【建築の話】
多宝塔、御陵、土俵、銅銭は〇と□で天と地を表す 相撲の土俵をよく見ると、土俵の円の外側に必ず四角い枠があります。勝負の判定には無用と思えますが、なぜこんなものがあるのでしょうか。 じつは、これは天円地方という古代中国の世 […]

平等院鳳凰堂、円覚寺舎利殿、東大寺南大門や浄土寺浄土堂で用いられた日本の寺院様式とは?【建築の話】
日本の寺院様式は、時代のなかで併存してきた 西洋の寺院は、ロマネスク様式(10〜12世紀)からゴシック様式(12〜15世紀)そして15世紀以降のルネッサンス様式と、時代とともに変化しました。ところが、日本の寺院様式は時代 […]

伽藍の配置は時代によって変化した!飛鳥寺式伽藍/法隆寺式伽藍/薬師寺式伽藍の違いとは?【建築の話】
伽藍の配置は仏塔の位置で見分ける 五重塔などの仏塔、金堂、講堂、門など、寺院を構成している施設を伽藍といいます。いわゆるお堂です。 仏塔はお釈迦さまの遺骨(仏舎利)を納めた施設です。金堂には如来や菩薩などの仏像(本尊)が […]

お寺のお堂で正座をして拝むと見えてくるいつもと違った景色とは?【建築の話】
おじぎをして見上げると仏界が見えてくる お寺のお堂に入ると、多くの場合、須弥壇の上に南を向いた仏像が鎮座しています。壇上は仏様の専有空間(内陣)です。わたしたちが入れるのは一段低い床までで、外陣と呼ばれます。 外陣が殺風 […]

お寺好きは知っておきたい!お寺の配置がよくわかる「須弥山図」とは?【建築の話】
境内は仏に至る道(須弥山図)を模している お寺の境内では、まず最初の門(総門、大門)をくぐって参道を抜け、仁王門に着きます。その先にある広場前の本殿階段を昇って御本尊に会うという流れが一般的です。実は、この順序には理由が […]

東京オリンピックの「新国立競技場」はなぜ木が使われた?時代を見すえた建築家の巨匠/隈研吾の狙い【建築の話】
コンクリートから木へ!時代を見すえた建築家・隈研吾の狙い 20世紀の巨大建物はコンクリート造が常識でした。しかし時代はかわりつつあります。その象徴の一つが2019年末に完成した新国立競技場です。従来、競技場の外観は殺風景 […]