コラム

習近平の冬季五輪。政治利用極まれり【二宮清純 スポーツの嵐】

山下泰裕氏と橋本聖子氏が開会式へ  昨年末、政府は既に北京冬季五輪の「外交ボイコット」を宣言していた米国、英国、カナダ、豪州らに足並みを揃えるかたちで、閣僚や政府高官らの派遣見送りを正式に発表した。  五輪の開会式に出席 […]

六識を加えた「十八界」すべてがない【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

無眼界乃至無意識界(むげんかい ないしむいしきかい) ここまで述べた〈私〉の根拠としての十二処は、「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六根(六つの感覚)、及び「色・声・香・味・触・法」の六境(感覚の対象)でした。実は、諸法の研究 […]

六境と呼ばれる「六つの対象」もない【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう) 前項であげたとおり、眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、身(触覚)、意(意識)という六つの感覚は、六根または六内処と呼ばれます。   それに対し、六根がとらえる六 […]

雨が多い日本で生み出された家屋の防水の工夫とは?【建築の話】

防水はピッタリ塞ぎ、雨仕舞は空洞を設けて風で乾かす 日本は雨の多い国です。建物は雨水を侵入させないことが重要でした。しかし、日本で初めて屋上に防水材がつかわれたのは1905年と、比較的最近のことです。それまでの長い間、大 […]

六根と呼ばれる「六つの感覚」がない【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜつしんに) インドでは、お釈迦様の入滅後、100年以上たってから、諸法を精せい緻(せいち)に分析していくことが盛んに行われました。 それは、「〈私〉とは何か」という問いに答えたもので、結論とし […]

家やマンションを購入する前に知っておきたい「耐震」「免震」「制震」の違いとは【建築の話】

激しい揺れを耐えるか、免れるか、制するか 地震が起きたとき、建物はどうあるべきでしょうか。基本的には壊れることなく、生活に支障が出ないことが求められるでしょう。しかし、震災レベルの大規模な揺れに対しては、建物自体の損傷よ […]

一段と深い智慧で語られるヴィジョン【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

無受想行識(むじゅそうぎょうしき) ここからは「無」のオンパレードになります。 前に空の説明をしたとき、「空と無とは違う」といいました。それなのに、このパートで「無」のオンパレードになるのはなぜなのか。それを理解するカギ […]

本の木造建築にある3つの建築工夫の違いとは?【建築の話】

伝統工法、在来工法、2×4工法の違いは 伝統建築工法は、古民家に見られる昔ながらの木組み工法です。柱と梁などの継ぎ合わせに釘は極力つかわず、凸(ほぞ)と凹(ほぞ穴)のように刻んだ木を組み合わせて固定します。そのため接合部 […]

「無」のオンパレードが示すものとは 【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

是故空中 無色(ぜこくぢゅう むしき) 漢訳では省略されていますが、ここで3回目の舎利子への呼びかけがあります。つまり、ここからが舎利子に伝授される第3のパートというわけです。 その冒頭では、「空のなかには色はない」と述 […]

建築を強固にする「ラーメン構造」とは?【建築の話】

自由な間取りとピロティは木造建築の発想 鉄筋コンクリートは、鉄筋(引っ張る力に強い)にコンクリート(圧縮する力に強い)を流し込み、型枠に入れて固めるものです。見かけは石の塊のようですが、その実用化で重要だったのは石造では […]

大いなるメッセージを読み取ろう【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

不増不減(ふぞうふげん) 六不の最後は「不増不減」です。「増えもせず減りもしない」ということです(ただし、原典では不減不増の順)。 これを、たとえば「自分のお金が増えたり減ったりしても、流通しているお金は一定量であるから […]

なんで日本の家屋は昔から木でつくられているの?【建築の話】

木材は育った環境と同じようにつかうのが原則 世界の住宅は、伝統的に石、土、木の三つの素材でつくられてきました。日本で圧倒的に多いのは木造の家です。日本列島で樹木が豊富に採れたのがその一因ですが、土や石が乏しかったわけでは […]
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