コラム

ヒトの骨は 全部で何個あるの !?【解剖学の話】
ヒトの大人の骨の数には個人差がある ヒトの大人の体には、およそ200個の骨があります。ところが、子どもは大人よりも骨の数が多く、生まれたばかりの赤ちゃんは軟骨(なんこつ)を含めると300個ほどの骨があります。 大人になる […]

お寺で使える豆知識!仏塔がどこにあるかでわかることとは!?【建築の話】
伽藍の配置は仏塔の位置で見分ける 五重塔などの仏塔、金堂、講堂、門など、寺院を構成している施設を伽藍といいます。いわゆるお堂です。 仏塔はお釈迦さまの遺骨(仏舎利)を納めた施設です。金堂には如来や菩薩などの仏像(本尊)が […]

30.アラブ人以外に一気に拡散するイスラム教【世界史】
東で唐と接し、西で東ローマ帝国と接し、両翼で覆う大帝国となる。 ウマイヤ王朝のルーツは、唯一神アッラーの啓示を受け、イスラム教を開教した預言者ムハンマド(マホメット)まで遡(さかのぼ)る。 ところが、ムハンマドは後継者を […]

お寺が好きが知っておきたいお堂で正座して仏を拝む理由とは?【建築の話】
おじぎをして見上げると仏界が見えてくる お寺のお堂に入ると、多くの場合、須弥壇の上に南を向いた仏像が鎮座しています。壇上は仏様の専有空間(内陣)です。わたしたちが入れるのは一段低い床までで、外陣と呼ばれます。 外陣が殺風 […]

29.大唐国に相対し日本国と称す。天子に対抗し天皇と称す【世界史】
白村江の戦いで唐に敗れたことで日本流律令国家を建設す。 天武天皇は大唐国と対決の姿勢を示し、国名を「倭国」「邪馬台国」から「日本国」に変更し、中国皇帝に対し、天皇と称するようになった最初の天皇であることを明確にしておきた […]

お寺好きは知っておきたいお寺の配置がよくわかる「須弥山図」とは?【建築の話】
境内は仏に至る道(須弥山図)を模している お寺の境内では、まず最初の門(総門、大門)をくぐって参道を抜け、仁王門に着きます。その先にある広場前の本殿階段を昇って御本尊に会うという流れが一般的です。実は、この順序には理由が […]

28.空前の世界帝国として君臨する大唐国の出現【世界史】
中国の皇帝であると同時に北方民族の天可汗になった太宗李世民。 李世民(りせいみん)(太宗)(たいそう)は、隋末の混乱期、父李淵(りえん)(高祖)と共に太原で挙兵し、長安を都と定めて唐王朝を創建。各地を転戦して割拠する群雄 […]

オリンピックで話題になった「新国立競技場」が木をつかったワケ【建築の話】
コンクリートから木へ!時代を見すえた建築家・隈研吾の狙い 20世紀の巨大建物はコンクリート造が常識でした。しかし時代はかわりつつあります。その象徴の一つが2019年末に完成した新国立競技場です。従来、競技場の外観は殺風景 […]

27.国際文化国家となる唐の土台を作った隋王朝【世界史】
短命に終わった隋王朝が長期政権となった唐王朝の土台を築いた。 北周王朝の大将軍揚堅(ようけん)は、黄巾(こうきん)の乱以来、400年余も続いた中国世界の分裂と混乱を制し、隋(ずい)王となり、589年、幼帝の静(せい)帝か […]

家を建てたい人は知っておくべき現代の建築で求められる「メタポリズム」の思想とは?【建築の話】
時代やニーズに合わせて変化しない建築への疑問 家族の人数はライフステージによって増えたり、減ったりするものです。結婚直後は夫婦ふたりでも、子どもがうまれたり、両親と同居したり、親戚の集まる機会が増えれば、増築を考えます。 […]

新庄、ド派手会見 。「優勝目指さない」【二宮清純 スポーツの嵐】
頭の中では結構シビア まるでエリマキトカゲを思わせるような大きな白い襟を立て、深紅のド派手なスーツに身を包んで表れた北海道日本ハム新庄剛志の監督就任記者会見は、“つかみ”からして型破りだった。 「選手兼監督という形で契 […]

26.西ヨーロッパに侵入するゲルマン諸部族の働き【世界史】
ローマ帝国内にゲルマン人が定着し、キリスト教に改宗する。 ゲルマン民族の大移動は、中央アジアに定着していた騎馬民族フン族が西方に移動したのが事の始まりで、東西両ゴート族が押し出されて、様々な部族集団が玉突き現象で移動させ […]