スウィングのゴールは、クラブを肩の高さまで引き上げたところ
一般的に正しいフィニッシュというのは、しっかり身体が回り、シャフトが首に巻き付くような形をイメージする人が多いようです。
しかし、2重振り子スウィングでは無理にフィニッシュは取らなくていいと教えています。
その理由は、2重振り子のスウィングの場合、手元が上がりきったところでスウィングは終わるからです。そして、その位置は、スウィングに当てはめると手元が肩の高さぐらいになるところで、ここまで引き上げることができれば、インパクト前後の弧がしっかり作ることができます。
逆に、最後まで振り切ろうとすると、力みが出てしまってインパクト前後でヘッドが走らなかったり、手元を引き上げる動きが中途半端になる場合があります。
大事なのは、肩のあたりまで引き上げること。そこでスウィングを終わってもいいし、その勢いのまま振り切ってもかまいません。いずれにしろ、引き上げるという動きが疎かにならないようにしてください。
出典:『ゴルフレッスンプラスvol.10』
【レッスンプロ/出演者情報】
●新井淳
Score personal golf lesson主宰。JGTOメンバーを経て指導の道へ。打撃動作を研究し、独自の理論を確立した。現在、YouTubeチャンネル「新井淳・スコアパーソナルゴルフ」を展開中。小田急線相模原駅近くにあるスタジオには、悩めるゴルファーが全国から集まる。
コミック/写真/動画で学べる
ゴルフレッスン雑誌『ゴルフレッスンプラスvo.11』12月23日発売!
世界で唯一のゴルフレッスンコミック誌『ゴルフレッスンコミック』がパワーアップしてリニューアルされた新雑誌!!
公開日:2022.02.06