飲み過ぎ食べ過ぎを招くはしご酒
お酒を飲んで気分が良くなり、2次会まで参加して、ついつい飲み過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、深夜までお酒を飲み続けたり、糖質の豊富なものを食べ続けたりすると、肝臓に大きな負担がかかり、最悪の場合、脂肪肝を引き起こす恐れもあります。
肝臓が分解できるアルコールは、体重1キロあたり、1時間に0.1グラム程度と言われています。
体にいいアルコール量(1日あたり約7~40グラム)を守っている場合、21時ごろまでの飲酒ならば朝方までには体内のアルコールがほとんど処理され、起床時に残ることはありません。
逆に深夜までお酒を飲み続けると、アルコールを処理しきれず、肝臓に負担がかかってしまいます。また、2次会、3次会と飲み続けると、お腹が減って余計なものまで食べてしまいがちです。
お酒を飲みながら食事をすると糖質の吸収がよくなるので、おつまみは低糖質のものを選ぶのが基本です。それを無視して、あれもこれもとおつまみをバクバク食べていたら、間違いなく太ります。
ましてや締めにラーメンや牛丼といった糖質のかたまりを摂ることは、脂肪肝への道を突き進むようなものです。
飲み過ぎ食べ過ぎを防ぐためにも、はしご酒はやらぬが吉。早めに飲み始めて、深夜になる前に帰宅するくらいが丁度良いと言えるでしょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
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公開日:2022.04.12