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パットを入れる為のストローク作りに役立つ、距離感の養い方とは?【大本研太郎の「右脳」パッティングの極意】

ストローク作りに役立つ、距離感の養い方とは?

●アドレスが理想的でも距離感がなければ入らない
動きを作っていく以前の問題として、まず距離感を養うことの重要性について説明します。

どんなに丁寧に正しい構えを作っても、そして適切な動きを身につけたとしても、距離感がなければ入らないからです。

 

カップまでの距離を見て「このくらいの動きで届く=入る」という感覚は、キャッチボールや紙くずをゴミ箱に入れる例と同じで、振り幅や角度で打ち分けるものではなく、まさに感覚やイメージのなせる技なのです。

まず、手で転がして距離が合わなければ道具を使っても入りません。手で転がす距離感を養い、上で説明した手順でパッティングにつなげてください。

●距離感の第一歩は振り幅で作ってもいい
本来は振り幅で距離の打ち分けはしてほしくないのですが、初期段階では、振り幅でインパクトの強さが変わって距離を打ち分けにつながる感覚を身につけることも必要です。

 

両足の間に二つ足が入る間隔で構えると、左右の足の小指の間は44センチ程度になります。

ボールを真ん中より少し左に置けば振り幅は約25センチ。それでどのくらい転がるか確認してください(一般男性の場合)。

出典:『ゴルフレッスンプラスvol.13』

【レッスンプロ情報】
●大本研太郎
1974年生まれ。2012年にパターレッスン専用スタジオ「パットラボ」を開設し、アマチュア2,000人、プロ180人を超音波機器で詳細に解析。「グラビティーメソッド」を確立し、PGAティーチングプロアワードで最優秀賞を受賞(2018年)。GPC恵比寿代表。

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