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ショットの構えとパッティングの構えで大きく異なるものとは!?

Text:松本哲也

下半身を使わないパッティング!だから、ツマ先は真っすぐに

ショットの構えとパッティングの構えで大きく異なるものの中に、ツマ先の向きもあります。通常、アイアンやアプローチショットの場合、左足のツマ先を少し開きます。開くことによって体の回転がスムーズになり、体全体を使ったきれいなスイングになるからです。

逆に、左足ツマ先を開かないと、下半身が使いにくくなり、上半身だけのスイングになってしまいます。一方、パッティングの場合は、下半身はほとんど使いません。体重移動もなく、ショルダーストロークのみによって球を転がします。だから、下半身をロックさせるためにも、左足ツマ先は開かないほうがいいのです。

アマチュアゴルファーの中には、パッティングの際、左足のツマ先だけでなく、右足のツマ先も開いて構えている人がいますが、両足ともツマ先は真っすぐ向けて構えるようにしましょう。

【書誌情報】
『とことん上手くなる! パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也

ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。

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