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ダイエット中は切り替えが大事!「無糖ヨーグルト」が圧倒的におすすめな理由とは?【一生太らない生活】

Text:吉原潔

無糖ヨーグルトが苦手でも、いつかは慣れる

「無糖ヨーグルトは苦手で食べられないんです」「糖質ゼロの人工甘味料をかけてもいいですか?」「何かトッピングしてもいいものはないですか?」などなど、無糖ヨーグルトに関しては、さまざまな角度からご質問をいただきます。過去には、質のいい純粋なはちみつなら少量かけてもいいですよとお答えしていたこともあるのですが、健康問題に直面している方にはあえて厳しく言わせていただきます。

「週1夜断食をきっかけに、甘みへの執着を捨てましょう。そうでないと、この先の人生で、もっと甘いものを制限することになりますよ」無糖ヨーグルトの味に最初は慣れなかったとしても、食べ続けているうちに慣れるときがきます。人生を振り返ってみてください。最初は苦かったブラックコーヒーもビールもいつしか、うまい!に変わっていませんでしたか? 人の味覚は変わるもの。無糖ヨーグルトの味にもそのうち慣れます。また、メーカーによっても味わいはさまざまなので、食べ比べて自分の舌に合うものを探すことを楽しんでしまいましょう。

それでもまだ「スクラロースやアスパルテームなどの人工甘味料ならカロリーもないしいいのでは」と思う方もいるでしょう。人工甘味料については、やはり、加工されているものという点が気になります。夜断食をして体をニュートラルな状態に戻そうという時に、自然界に存在するものから離れて加工されたものを使うことは正反対の行為です。

人工甘味料は消化吸収されずそのままの形で排出されるから血糖値を上げないとか体に負担をかけないなどと見聞きすることがありますが、一方で、人工甘味料は砂糖よりも強い依存性があることが指摘されていたり、舌が甘味を感じた時点で脳が騙されてしまいインスリンが分泌されたりといったことがあるようです。インスリンが過剰に分泌されると脂肪を溜め込む方向に体が働いてしまうので、やはり、自然界に存在するものを優先的に取り入れたほうがいいだろうというのが僕の結論です。

何かトッピングをしたいときは、旬のフルーツを載せて食べるのがベスト。どうしても甘みがほしい日には、バナナやマンゴー、メロンなどの果物をトッピングするのはいかがでしょうか。「ヨーグルトの代わりに飲むヨーグルトでもいいですか?」という質問もよくいただくのですが、飲むヨーグルトこそ人工甘味料で飲みやすく加工しているものが多いのです。それに、咀嚼することで脳が満足感を得るという点からも、朝の飲むヨーグルトはおすすめできません。旅先などで出合った高品質なものをたまに飲む程度なら許容範囲ですが、毎朝の飲むヨーグルトは控えましょう。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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