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病原菌と戦う免疫の中心?!血液を構成する細胞のひとつで大きく3種類に分けられる白血球の種類とは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】

Text:著者:石原新菜

白血球の種類を知ろう!免疫の中心・白血球が病原菌と戦う【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】

免疫の中心・白血球が病原菌と戦う

免疫の中心を担う白血球がどのような働きをしているかを見ていきます。

白血球は、赤血球や血小板、血しょうなどとともに、血液を構成する細胞のひとつで、免疫細胞の総称です。その種類は大きく3種類に分けられます。

まずは、最も大きな免疫細胞である単球です。ここに所属するマクロファージは、病原菌などの異物を見つけると真っ先に攻撃を行い、他の免疫細胞に攻撃開始の指令も出します。そして、同じく単球の仲間である樹状細胞が、病原体の情報を伝えるのです。

次に挙げられるのが、白血球の中で最も数が多い顆か粒りゅう球きゅうです。顆粒球の中に分類される好中球は、自然免疫の中心的な存在で、体内をめぐって異物の侵入がないかをパトロールし、発見すると攻撃する役割を担っています。最後のひとつは、リンパ球です。リンパ球は、自然免疫のNK(ナチュラルキラー)細胞と、獲得免疫のT細胞、B細胞からできています。NK細胞は、強い殺傷能力を持ち、体内に発生したがん細胞とも戦います。また、T細胞とB細胞は、マクロファージや樹状細胞が得た情報を元に、抗体を作って戦います。抗体は、一度作られるとそれが記録され、同じ異物が入ってきたときには素早く対応できるようになります。

このように、それぞれの白血球がうまく連携することによって、私たちの体は守られているのです。

白血球の種類を知ろう!免疫の中心・白血球が病原菌と戦う【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】

出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』

【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。

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コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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