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旧NISAと新NISAは何が変わったのか?【眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話】

Text:伊藤亮太

以前のNISAと新NISAでは何が変わった?

従来のNISAから制約を取り払った新制度

「NISA(少額投資非課税制度)」が、2014年の制度開始から10年たった2024年、「新NISA」として新たなスタートを切りました。

NISAは少額から投資を行うことができ、かつ投資に関する税金がゼロという魅力的な制度です。その一方で、非課税期間が決められていているなどの制約の多さが普及の足を引っ張ってきたのも事実。そこで、大幅に制度の拡充が検討されるようになり、利便性が増した新NISAとして生まれ変わることになったのです。

旧NISAは制度自体が期間限定とされておりましたが、新NISAで制度が恒久的なものになったのが大きな変更点といえるでしょう。これに伴い、投資開始から非課税期間も無制限になりました。長いスパンで腰を据えて投資することが可能になったのです。

さらに、従来はNISA(つみたて投資枠)の2種類から選択制だったものが、口座を一本化されて併用が可能となり、上限額も大幅アップ。ほとんど新制度と言っていいでしょう。

なお、新NISAはNISAから移管して運用を続けることはできないので注意が必要です。(課税口座への移管は可能)

旧NISAと新NISA を比較してみる

旧NISAと新NISA を比較してみる

※1 うち、成長投資枠の上限は1,200万円。投資枠の再利用が可能。

非課税期間が決まっていた旧NISAに対し、新NISAでは非課税期間が無制限に。また、年間投資枠が増え、つみたて投資枠、成長投資枠が併用可能になっている。

※SBI証 券「2023年1~3月と2024年1~3月のNISA口 座 開 設 件 数 比 較https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/prestory240508_011730.pdf

SBI証券では、新NISAがはじまった2024年1月から2024年3月までのわずか3カ月の間でNISA口座開設件数が80万口座を超えた。これは2023年の同じ期間(1月~3月)と比較して、約2.8倍もの口座開設件数になり、新NISAの制度開始とともに、NISAをはじめる人が急増している。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』著:伊藤亮太

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話』
著:伊藤亮太

2024年1月、日本の少額投資非課税制度「NISA」が新しくなり、簡単に使えるように改善されました。この変更により、投資を始める人が急増し、NISA口座はすでに170万口座が開設されています。しかし、「投資はリスクがある」と感じ、利用に慎重な人も多いです。「眠れなくなるほど面白い 図解 新NISAの話」では、新NISAの基本的な仕組みや利用方法、資産運用の重要ポイントについて、初心者にも分かりやすく解説しています。新NISAを始めることで資産運用に役立つ情報を提供し、読者の将来のための手助けを目指しており、新NISAに興味を持っている方に読んでいただきたいおすすめの一冊です。

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