米国の株価指数の動きも把握しよう!【図解 株式投資の話】
以前、日経平均株価やTOPIXなどの、国内を代表する株価指数について紹介しました。
できればこのほかに、米国株式市場の代表的な株価指数についても、動きを把握しておきましょう。
なぜなら、日本国内の株式市場の動きは、米国の株式市場の影響を大きく受けるからです。
米国の株式相場が上昇傾向であれば、国内の株式相場も上昇傾向になりやすい。米国の株式相場が下落傾向であれば、国内の株式相場も下落傾向になりやすい。このようなことから、米国の株価指数の動きも把握していたほうがよいわけです。
米国の代表的な株価指数は?
米国の代表的な株価指数は以下の3つです。
NYダウ……米国のダウ・ジョーンズ社が発表している米国株式市場を代表する株価指数
ナスダック総合指数……米国ナスダック市場に上場する全銘柄で構成する時価総額加重平均型の指数
S&P500……ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している株価指数
では、これら3つ指数の何を把握すればよいのでしょうか?
主に、トレンドを把握しておきましょう。「上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、それともどちらでもないのか」を、ざっくりとでかまわないので、把握しておきます。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.19