タバコは自律神経に悪影響!ストレス解消の嘘とニコチンが血流を悪化させるメカニズム【眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話】

タバコは自律神経に悪影響なのか?

血流悪化とニコチン依存を招く

「イライラしたときにタバコを吸うとすっきりする」とか、「タバコを吸い込むと深く呼吸ができて落ち着く」 など、とかく喫煙者はタバコでストレスを解消しようとしますが、本当にそれは可能なのでしょうか?答えはノーです。

タバコに含まれるニコチンは交感神経を過度に刺激し、心拍数の増加や血圧上昇、さらには血管を収縮させる作用があります。結果、血流が滞って血液がドロドロになり、内臓の働きが低下して生活習慣病を引き起こす原因に。交感神経が過剰に優位になるので、もちろん自律神経のバランスにも悪影響を及ぼします。

ではなぜタバコを吸うとイライラが収まるのでしょうか。それは、ニコチンによる依存症状が関係しています。タバコを吸い続けると脳がニコチンに依存し、ニコチンが切れると今度は脳がニコチンを要求して落ち着かなくなりイライラが始まりります。

そんなときにタバコを吸うと脳が満足し、あたかもストレスが解消されたかのように感じるのです。つまり、タバコはストレスを解消するのではなく、むしろ 〝ニコチン切れ〟 というストレスの原因。タバコを吸うことでは、決して日常のストレスを解消することはできません。

肺がんをはじめとするがんとの因果関係も実証されているので、百害あって一利なし。たまの喫煙も依存につながるので、タバコは絶対に避けましょう。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』 著:小林弘幸

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【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸

シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。

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