クラフを身体の左にキープすればスウィングは簡単!
キープレフト理論状況別対処法
「キープレフト理論」とは、軸(=身体)の左側にクラブをキープしてスウィングする考えで、クラブという斜めに構えた棒を斜めに振りやすくするメソッドだ。これはクラブや打つ状況が変わっても同じ。
今回はキープレフト理論を応用した傾斜のショットとアプローチを紹介する。
【Scene4:ツマ先上がり】
フェースを開き両ヒジを水平に保って振る
●フェースを開いて目標方向に振る
ツマ先上がりでは目標の右を向いてフックを打つ方法とまっすぐ向いて打つ方法がありますが、シンプルなのは後者。前者は斜度や番手によって右を向く度合いが変わるからです。目標を向いて打つにはフェースを開くこと。 ボールが身体に近い分クラブを短く持ち、上体は多少起きた構えになります。
スウィングのポイントは手打ちにならないこと。アームワークを使ってフラットに振るとシャンクのリスクが高いので、上腕を軽く体側につけ、両ヒジの高さを保って水平に振ります。大振りできない分、番手は上げる。フェースの開き具合も少なめに。
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【レッスンプロ情報】
●和田泰朗
1976年生まれ。スポーツ医学、ゴルフトレーニングを学び指導者に。2013年に世界的なプロ団体 WGTF(世界ゴルフ教師連盟)で会員38000人中1%しかいない「マスター」資格を取得。独自のキープレフト理論が認められ同団体のトップ100にランクされた。著書に『世界が認めた究極のシンプルスイングキープレフト理論」(日本文芸社)がある。
公開日:2020.09.26