黒サビ・キジサビはどう決まる?サビ猫が生まれる「遺伝子の組み合わせ」を徹底解説【猫柄図鑑】

サビってどんな毛色?

日本ではサビ猫、英語圏ではべっ甲猫

黒い毛と茶色の毛の2色が入り混じり、鉄が錆びたような独特の模様を作り上げています。英語圏では「トーティシェル(亀の甲のべっ甲)」と呼ばれ、日本のサビとはずいぶんイメージが違うのが面白いところ。黒い部分が多い「黒サビ」、黒い部分にしま模様がある「キジサビ」の2種類が存在します。

顔の左右の毛色が黒と茶にきれいに分かれているサビ猫も多く、このような猫は「ブレイズ」と呼ばれます。


サビDATA

  • レア度/★★★☆☆(ただしオスの場合は激レア)
  • 肉球の色/アズキ、黒×サーモンなど
  • オス・メスの割合/1:5000 程度
  • 毛色のバリエーション/黒サビ、キジサビ
【TOPIC】
オスの猫は基本的に黒と茶色の毛を同時に持って生まれることがないため、サビ猫もほとんどがメスです。三毛猫と同じく、オスに突然変異で染色体異常が発生したときのみ、オスのサビ猫として生まれる可能性があります。

サビが生まれやすい毛色の組み合わせ例①

【ミニ解説】
はじめに、A/a 遺伝子座が「aa 型」なら黒サビ、「AA 型」「Aa 型」ならキジサビになるということを覚えておきましょう。この組み合わせでは、子がオスの場合、三毛猫と同じ理由でサビはほぼ生まれません。メスの場合は、50%の確率で黒サビの子が生まれます。

サビが生まれやすい毛色の組み合わせ例②

【ミニ解説】
子猫がメスであれば、50%の確率でサビが生まれます。A/a遺伝子座は「aa 型」「AA 型」「Aa 型」の3通りが考えられ、「AA型」「Aa 型」ならキジサビ、「aa 型」なら黒サビとなります。

サビが生まれやすい毛色の組み合わせ例③

【ミニ解説】
これまでの組み合わせ例と違い、子がメスであれば100%サビ猫が生まれます。A/a 遺伝子座が「AA 型」「Aa 型」ならキジサビ、「aa 型」なら黒サビとなります。

サビが生まれやすい毛色の組み合わせ例④

【ミニ解説】
組み合わせ例③の両親の毛色が入れ替わったパターン。こちらも子がメスであれば必ずサビ猫として生まれます。A/a 遺伝子座が「AA 型」「Aa 型」ならキジサビ、「aa 型」なら黒サビとなります。

【出典】『猫柄図鑑』監修:山根明弘

【書誌情報】
『猫柄図鑑』
監修:山根明弘


【Amazonで購入する】
【DMMブックスで購入する】

三毛猫はなぜ雌が多いのか、オッドアイはなぜ起こるのかなどの遺伝的なことから、
柄ごとの特性の違いを解明しながら解説しています。
猫を飼っている人もそうでない人も楽しめる楽しい「猫柄図鑑」です。

この記事のCategory

求人情報

インフォテキストが入ります