出会えたら奇跡!? 超低確率の「オスの黒三毛」! 知られざる猫柄の世界【猫柄図鑑】

黒三毛ってどんな毛色?

3色にくっきり分かれた毛色が特徴

 三毛猫と呼ばれる毛色は、黒+茶キジ+白の「黒三毛」と、黒キジ+茶キジ+白の「キジ三毛」の2種類。黒三毛は黒い部分にキジ模様が入っていないため、3色のアイスクリームのように各色の境目がはっきりと分かれているのが特徴です。色柄のバリエーションはありませんが、同じ黒三毛でも3色の面積比率で大きく印象は異なります。

 また、黒三毛もキジ三毛もほとんどがメスで、オスが誕生するのはごくまれ。出会ったことがある人は、とても強運といえそうです。

黒三毛DATA

レア度/★★☆☆☆(ただしオスの場合は激レア)
肉球の色/黒、ピンク×黒など
オス・メスの割合/1:5000 程度
毛色のバリエーション/なし

TOPIC

黒い毛や茶キジの毛が全体的に淡い色合いの三毛猫は、「パステル三毛」と呼ばれます。毛色の濃淡も猫が持つ遺伝子によって決まり、D 遺伝子は毛の色を濃く、d 遺伝子は毛の色を薄くします。遺伝型がdd 型のとき、薄くなります。


黒三毛が生まれやすい「毛色の組み合わせ例①」

【ミニ解説】
黒三毛の母猫、黒白ブチの父猫ともに、白い毛の比率が多いことがポイントとなります。子も母猫のように白い部分が多い黒三毛になる可能性が高まり、子がメスの場合、50%の確率で黒三毛となります。

黒三毛が生まれやすい「毛色の組み合わせ例②」

【ミニ解説】
組み合わせ例①と同じく、母猫は白い毛が多いことが前提となります。この組み合わせでは、子の遺伝子型は「aa 型」「Aa型」の2通りが考えられ、「aa 型」の場合は黒三毛、「Aa 型」の場合はキジ三毛の猫として生まれます。

黒三毛が生まれやすい「毛色の組み合わせ例③」

【ミニ解説】
黒白ブチの父猫は、白い毛が多い個体であることがポイント。この組み合わせでは、子の遺伝子型は「aa 型」「Aa 型」の2通りが考えられます。「aa 型」の場合は黒三毛、「Aa 型」の場合はキジ三毛の子が生まれます。

黒三毛が生まれやすい「毛色の組み合わせ例④」

【ミニ解説】
茶白ブチの父猫が、白い毛が多い個体の場合に黒三毛が生まれやすくなります。組み合わせ例③と同じく、子の遺伝子型は「aa 型」「Aa 型」の2通りが考えられ、「aa 型」の場合は黒三毛、「Aa 型」の場合はキジ三毛の子が生まれます。

【出典】『猫柄図鑑』監修:山根明弘

【書誌情報】
『猫柄図鑑』
監修:山根明弘


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三毛猫はなぜ雌が多いのか、オッドアイはなぜ起こるのかなどの遺伝的なことから、
柄ごとの特性の違いを解明しながら解説しています。
猫を飼っている人もそうでない人も楽しめる楽しい「猫柄図鑑」です。

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