メスではあまり見られない?「茶トラ」の愛称で親しまれる茶色いしま模様の遺伝子パターンとは【猫柄図鑑】

茶キジってどんな毛色?

「茶トラ」の愛称で知られる

 全身が茶色の毛で覆われた毛色です。アビシニアンなどの品種は別にして、多くの場合、茶色に濃淡があり、全体的にキジのようなしま模様が見られます。そのため、茶の毛色を持つ猫は「茶キジ」あるいは「茶トラ」とも呼ばれます。

 茶キジの猫はメスではなかなか生まれてきません。また、茶キジの猫は他の毛柄の猫と比べて体が大きいとも言われています。


茶キジDATA

  • レア度/★★★☆☆
  • 肉球の色/サーモンなど
  • オス・メスの割合/メスではあまり見られない
  • 毛色のバリエーション/なし
【TOPIC】
茶や茶白ブチの猫の肉球は、オレンジがかったピンク色が多く見られます。このような肉球の色を「サーモン」と呼びます。

茶キジが生まれやすい毛色の組み合わせ例①

【ミニ解説】
茶色の毛を生やすO遺伝子は、エピスタシス効果によりA遺伝子やa遺伝子よりも上位なので、A/a遺伝子座の組み合わせを問わず、茶キジの子が生まれます。この組み合わせでは、100% 茶キジの子が生まれます。

茶キジが生まれやすい毛色の組み合わせ例②

【ミニ解説】
白い部分が少ない茶白ブチ(「Ss 型」)の両親同士の組み合わせ。子のS/s 遺伝子座のタイプが「ss 型」なら茶キジ、「Ss型」なら白い部分が少ない茶白ブチ、「SS 型」なら白い部分が多い茶白ブチとなります。子の性別にかかわらず、茶キジが25%の確率で生まれます。

【出典】『猫柄図鑑』監修:山根明弘

【書誌情報】
『猫柄図鑑』
監修:山根明弘


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