【ゴルフから学ぶビジネス術】目標達成を目前にして自滅する「皮算用」の罠とは?

ゴルフはビジネスに通じるとよく言われますが、その最たる例が「目標達成目前の心理状態」です。

人気マンガ『ゴルフは気持ち』第13話「残り3ホールの闘い」には、プロジェクト終盤や営業目標達成の直前に陥りがちな「皮算用」の恐ろしさが描かれています。

「タラレバ」が平常心を奪う

作中の主人公は、15番ホールを終えた時点で自己ベスト更新が狙える好位置につけていました。

「全部ボギーでトータル93だ!」「ダボがふたつ出てもベストスコアの96だ!」と、まだ終わっていない結果を先取りして計算し始めます。

ビジネスでも、大型案件の受注が見えた途端に「これが決まれば今月の目標達成だ」と気が緩んだり、逆に変なプレッシャーを感じたりすることがあるでしょう。

結果を先取りして考えると、平常心で取り組めていたはずの「いつもの動き」ができなくなってしまうのです。

「ボギーでいい」という妥協が失敗を生む

スコアを意識し始めた主人公は、「ここはボギーでもいい」「悪くてもダボを」と安全策(妥協)に走り、結果として池ポチャなどのミスを連発してしまいます。

「数字にがんじがらめにされていつものゴルフができなくなる」という描写は、売上目標という数字にとらわれるあまり、目の前の顧客への本質的な価値提供を見失ってしまうビジネスマンの姿と重なります。

最高の成果を出すための「ノイズ・キャンセリング」

最終的に主人公は、「打つことより打数の計算ばかりが頭にある」状態を「雑音」と呼び、これを振り払うことが一番むずかしいと悟ります

過去の失敗を振り返らず、未来の成果を計算せず、ただ「目の前の1打(タスク)」に集中する。

これこそが、ゴルフでもビジネスでも最高のパフォーマンスを発揮するための鉄則と言えるでしょう。

 

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